米ロサンゼルスの映画館が営業再開へ
2021年3月13日 09:00
米カリフォルニア・ロサンゼルスの映画館が、早ければ3月13日(現地時間)に再開することが明らかになった。
アメリカで新型コロナウイルスの感染者数がもっとも多いカリフォルニアのなかでも、ロサンゼルスは長期にわたって深刻な事態に陥っていた。最近は人口10万人あたりの新規感染者数が1日10人以下になるなど状況が改善していることに加えて、低所得者層の200万人がワクチン接種を終えることもあって、映画館再開が認可されることとなった。
定員の25%、あるいは1スクリーンあたり最大100人という入場制限つきではあるものの、映画産業において全米第1位のシェアを誇るロサンゼルスの劇場の営業再開は、映画界にとって大きな意味を持つ。すでにシェア第2位のニューヨークも劇場の営業を再開していることから、映画スタジオは公開延期を続けていた大作映画をいよいよ封切ることができそうだ。