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新田真剣佑、松山ケンイチのオーラに恐縮「まだ怖いですね」

2021年3月12日 18:26

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戦国時代を舞台にした青春映画「ブレイブ 群青戦記」が3月12日、全国333スクリーンで封切り。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われ、本作が初の単独主演作となった新田真剣佑をはじめ、共演する山崎紘菜鈴木伸之渡邊圭祐松山ケンイチ本広克行監督が出席した。

「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)で連載されていた笠原真樹氏の人気コミック「群青戦記 グンジョーセンキ」を実写映画化。ある日突然、学校まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまったスポーツ名門校の生徒たちが、「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を駆使しながら、戦乱を生き延びるために奮闘する。故三浦春馬さんが武将・松平元康(のちの徳川家康)を演じている。

本作のプロモーションとしては、初の有観客イベントとなったこの日、新田は封切りの喜びを明かすとともに「緊張して(挨拶が)グダグダかみかみで……」と照れ笑い。「撮影は朝早く寒かったが、それを忘れさせてくれるくらい現場の雰囲気が良かった。みんな笑顔でしたよね」と振り返り、「たくさんの夢をかなえてくれた作品。数えきれないものをいただきましたし、役者ひとりひとりが本気で挑んだ作品なので、目に焼き付けてください」と力強くアピールした。

松山は高校生たちの前に立ちはだかる織田信長を演じており、「撮影中の思い出ですか? ないですね!」と即答。役柄の設定上、新田らと距離を取るよう、本広監督から指示があったといい「最初に撮ったのが、ラストシーンってこともあって、しゃべんないほうがいいのかなと。本当はしゃべりたかったんだよね」と申し訳なさそうな表情。この発言に、新田は「現場の松山さんは、織田信長そのもの。トゲトゲのオーラがあり、近づいたら、切られるんじゃないかと思った。まだ怖いですね」と恐縮していた。

それでも、松山は「みんなキラキラした、いい目をしていて、それだけで応援したくなった」と明かし、「現場の一体感だったり、演技だけでは表現しきれない部分まで、映画の中に込められている。この映画で体験したことは、宝になるんじゃないかな。ぜひ(気持ちを)忘れず、今後もいろんな俳優さんと仕事して、楽しんでもらえれば」と若手俳優陣にエールをおくっていた。

ブレイブ 群青戦記」は全国公開中。

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