エドガー・アラン・ポーが刑事の助手に?クリスチャン・ベール&スコット・クーパー監督が傑作ミステリー映画化で3度目のタッグ
2021年3月11日 13:00

クリスチャン・ベールとスコット・クーパー監督が、米作家ルイス・ベイヤードの傑作ミステリー小説「陸軍士官学校の死」を映画化する新作「The Pale Blue Eye(原題)」で、「ファーナス 訣別の朝」「荒野の誓い」に続き3度目のタッグを組むことが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
米ミステリー界でもっとも権威あるエドガー賞にノミネートされた同著の舞台は、1830年代の米ニューヨーク州のウエストポイント陸軍士官学校を舞台にした連続殺人事件を描くゴシックミステリー。ベールは、士官学校生徒で後に世界的な作家エドガー・アラン・ポーとなる青年の協力を得ながら事件を調べる熟練刑事を演じる。クーパーが自ら執筆した脚本をもとに監督を務める。
映画化にあたっては、本年度の賞レースを賑わせている「シカゴ7裁判」を手がけたクロスクリーク・ピクチャーズ出資・製作のもと、クーパー監督が脚本、監督、製作の3役を兼ねるほか、ランダー役で主演を務めるベールも、クロスクリークのタイラー・トンプソンとともにプロデュースにあたる。
Deadlineによる独占インタビューに応じたクーパー監督は、「エドガー・アラン・ポーが人生の大半を過ごした私の故郷バージニア州には、彼の足跡が色濃く残っていることもあって、私にとっては子どもの頃から親近感のある存在でした。後続のホラーやミステリー、SF作家に多大な影響を与えたポーに敬意を表すべく、本格派ミステリー映画に挑んでみたいという気持ちから生まれたこの企画ですが、実は10年以上前からあたためていたものなんです。10年前には若すぎたクリスチャンが、主人公を演じるのにちょうど良い年齢へと熟したという点においても、いままで待つべき運命だったのではないかという気がしています」と映画化実現までの経緯を語っている。
ベールは現在、デビッド・O・ラッセル監督のタイトル未定の新作と「マイティ・ソー ラブ・アンド・サンダー」が進行中で、この2作を撮り終えた後、今秋より「The Pale Blue Eye(原題)」の撮影がスタートする。
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