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ラビリンススリラー「ビバリウム」 大島依提亜&嶽まいこが放つ、不気味で不穏な特別版ビジュアル4種

2021年3月8日 18:00

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大島依提亜氏「究極のSTAY HOME映画。ただし強制」
大島依提亜氏「究極のSTAY HOME映画。ただし強制」
(C)Fantastic Films Ltd/Frakas Productions SPRL/Pingpong Film

ジェシー・アイゼンバーグイモージェン・プーツが、不動産屋に紹介された住宅地から抜け出せなくなるカップルを演じたラビリンススリラー「ビバリウム」の特別版ビジュアル4種がお披露目された。「ミッドサマー」の日本限定ポスターなどを手掛けた、グラフィックデザイナーの大島依提亜氏と、人気イラストレーター・嶽まいこ氏が、一度入ったら出られない住宅地ヨンダーの不気味で不穏な世界観を表現した。

新居を探すトム(アイゼンバーグ)とジェマ(プーツ)は、不動産屋マーティンに誘われ、住宅地ヨンダーの“9番の家”を内見する。しかし、いつの間にかマーティンの姿が消え、ふたりは車で脱出しようと試みるも、なぜか同じ家の前に戻ってきてしまう。そのうえ「育てれば解放される」というメッセージつきで、生後間もない赤ん坊が入った段ボール箱が届き、ふたりの精神は徐々に崩壊していく。

画像2(C)Fantastic Films Ltd/Frakas Productions SPRL/Pingpong Film

“日常”と“不思議”をあわせ持つイラストで知られる嶽氏の作品を使用したビジュアルでは、ヨンダーの“昼”と“夜”が描かれている。白く縁どられた“昼”バーションは、屋根に「HELP」と書かれた家の前で、赤ん坊を抱きながら呆然とするトムとジェマが活写され、明るい昼間のなかにあっても絶望を感じさせる仕上がり。黒く縁どられた“夜”では、広大な住宅地のなかで、一軒の家の明かりだけが虚しくも煌々と輝いている。その光のなかで、手を取り合いダンスをするトムとジェマを、ひとりの少年がじっと見つめている。

画像3(C)Fantastic Films Ltd/Frakas Productions SPRL/Pingpong Film

続いて大島氏がデザインしたビジュアルのうちのひとつは、空に浮かぶミントグリーンの家から“住人”の3人が飛び出している。よく見ると、全ての面が家の正面であり、入り口はあるのに出口が見つけられないヨンダーの世界に通じる。もうひとつは、“9番の家”が永遠に続くかのようにずらりと並んでいる。トム、ジェマ、少年のほか、トムが掘る穴やマーティンの車も確認できる。

作品を鑑賞した大島氏は、「究極のSTAY HOME映画。ただし強制。映画(館)でよかったと思うはず」と感想を語る。嶽氏は「絵に描いたような、可愛くも不気味なミントグリーンの家に、いかにも雲らしい雲の浮かぶ空。どこまでも人工的な風景に、違和感を感じた時にはもう遅い。かつての理想のすべてが、もう禍々しいものにしか見えない」とコメントを寄せた。

ビバリウム」は、3月12日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。R15+指定。

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