壇蜜、日露合作映画の予告ナレーション 意気込んでボルシチ作るも…
2021年3月4日 15:06

タレントの壇蜜が3月4日、都内で行われた映画「ハチとパルマの物語」の公開アフレコイベントに出席。日露合作の本作に出演し、予告のナレーションも担当した壇蜜は「とりあえずロシアのお話なので、ボルシチを作って気持ちを上げていこうと思ったら、ボルシチってウクライナの料理でびっくりしました」とまさかのミスを告白した。
ナレーションを任された壇蜜は「てっきりトヨエツ(豊川悦司)さんとかの仕事だと思っていました。渋い声の人が渋い声の演出でやると思っていて、対極の仕事を任されたので責任重大だなと思いました」と振り返る。アフレコはしっとりした声で完璧にこなし、「私はだいたいミネラルという言葉に引っかかるのですが、今回は(セリフに)入っていなくてよかったです」と安堵した。

本作は、2年もの間空港で飼い主を待ち続け、今もロシアで多くの人々に語り継がれる実話“忠犬パルマの物語”を映画化。パルマを見守り、孤独を分かち合う少年コーリャとの触れ合い、大館の秋田犬たちとの絆などを描く。出演は、「ソローキンの見た桜」のアレクサンドル・ドモガロフ、渡辺裕之、藤田朋子、壇蜜ら。五輪金メダリストのフィギュアスケーター、アリーナ・ザギトワも本人役で出演している。
撮影について「かなりスムーズに進んでいました。連携がうまくできていて、映画好きな人たちの集まりはどこの世界も共通ですね」と語った壇蜜。自身の出演シーンには「ザギ様(ザギトワ)と同じ時間に画面に収まるので、私の顔の平たさにびっくりしました。ロシアのスタッフ陣の方は平たくないので、撮影中もトイレに行って鏡見て自分の平たさにびっくりすることが2回くらいありました」と明かした。

独特の言い回しで何度も笑いをとっていた壇蜜は、最後に「こういう時代になっちまったので、乾いている人に見てほしい」とアピール。「プラスの感情が乾いている、そんな時代だと思います。そして春は心も体も忙しい。そんな方々のために、上映は初夏でございます。ちょうど忙しさも落ち着いてきた頃、5月病のワクチンだと思ってぜひ。こちらからは以上です」とまとめていた。
「ハチとパルマの物語」は初夏に全国公開。
(C)2021パルマと秋田犬製作委員会
フォトギャラリー
関連ニュース





ファッションにおける心理学、社会学が存在する伊賀大介氏の仕事 「ジョゼと虎と魚たち」から近作「PERFECT DAYS」「地面師たち」をチェック【湯山玲子コラム】
2024年12月15日 11:00

映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント