セクハラ疑惑のブレット・ラトナー監督、新作伝記映画で復帰か
2021年3月1日 12:00

2017年に女優のオリビア・マン、ナターシャ・ヘンストリッジら7人の女性からセクハラの告発を受けたブレット・ラトナー監督(「ラッシュアワー」シリーズ)が、復帰を画策していると、米Deadlineが報じている。
ラトナー監督は、映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインのセクハラ報道をきっかけに巻き起こった#MeToo運動で名前が挙げられた業界人のひとりであり、その結果、彼の製作会社ラットパック・エンターテインメントは米ワーナー・ブラザースとの契約を打ち切られている。本人はセクハラ行為を否定したものの、その後、表立った行動はしていなかった。
しかしこのほど、3月にオンラインで開催されるヨーロピアン・フィルム・マーケットで、ミレニアム・メディアがラトナー監督の新作のセールスを企画していることが明らかになった。
新作は、1980年代後半に洋楽界最大の事件を起こしたロブ・ピラトゥスとファブリス・モーバンによる、ふたり組のダンスユニット「ミリ・バニリ」の伝記映画だ。ミリ・バニリは、ヒットを連発し90年のグラミー賞で最優秀新人賞を受賞するも、口パクであったことが発覚した。ピラトゥスは98年に他界している。
ラトナー監督は10年以上前から同企画に携わっていたといい、実現すれば「ヘラクレス」(2014)以来の監督作となる。
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