主人公は誰が演じる? 池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」が新たに映画化
2021年2月12日 10:00

日本を代表する時代小説家・池波正太郎の代表作である「鬼平犯科帳」と「仕掛人・藤枝梅安」が、新たに映画化されることがわかった。製作は、「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画放送、NTTぷらら、スカパーJSATが共同で手掛ける。2作の主演俳優は、3月12日の記者会見で発表される。
長年にわたり多くの読者に愛されてきた池波正太郎“三大シリーズ”のふたつが、令和の時代によみがえる。「鬼平犯科帳」は“鬼の平蔵”ことと火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物(罪人の捕縛)小説。累計発行部数3000万部に迫るロング&ベストセラー作で、過去に何度もドラマ・映画・漫画・舞台化されてきた。映像作品では、八代目・松本幸四郎(初代・松本白鸚)をはじめ、丹波哲郎、萬屋錦之介、中村吉右衛門といった名優が平蔵を演じてきた。
さらに「仕掛人・藤枝梅安」は、表の顔は鍼医者、裏の顔は殺し針で人知れず悪を葬る「仕掛人」という藤枝梅安の活躍を描いたハードボイルド作品。丹念に描かれる江戸の暗黒街のルール、独自に創案された用語、それらと庶民の日常とのコントラストが圧倒的な支持を集めた。映像作品では過去に、緒形拳、田宮二郎、萬屋錦之介、小林桂樹、渡辺謙、岸谷五朗が主演を務めた。
両作の主演や物語、公開日程などは、3月12日の午後1時から行われる記者会見で発表予定。会見の内容は、時代劇専門チャンネルにて生中継されるほか、インターネットのライブ配信(時代劇専門チャンネル公式YouTube、同公式Twitter、LINE LIVE 映画・テレビチャンネル)でも見ることができる。
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