北川景子、木村佳乃の電話に「泣きました」 優しい気遣いに感謝
2021年2月11日 13:11

島本理生氏の小説を堤幸彦監督が映画化した「ファーストラヴ」が2月11日、全国399館で初日を迎え、都内で行われた舞台挨拶に主演の北川景子をはじめ、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、板尾創路、木村佳乃、堤幸彦監督が登壇。タイトルにちなみ、撮影やプロモーション活動を通して、愛を感じたエピソードを披露した。
アナウンサー志望の女子大生・環菜(芳根)が、就職活動の最中に父親を刺殺する。公認心理師の由紀(北川)はドキュメンタリー本の執筆を依頼され、事件を担当する弁護士の義弟・迦葉(中村)とともに事件の真相を探っていく。

主演としてさまざまなプロモーション活動も行ってきた北川は、プライベートで木村と連絡を取り合っていることを明かし、「『疲れてない?』って佳乃さんから電話をいただいて、その声がすごく優しくて、泣いたんです。その電話の後、頑張ろうって思いました」と気遣いに感謝。名指しされた木村は「どうしよう監督、私恥ずかしい」と慌て出し、「まだ(北川は)お子さんも小さいから大変だろうなって」と、なぜか隣の堤監督へ向けて、北川に電話した理由を説明していた。

劇中、北川扮する由紀と深く関わっていく環菜を演じた芳根は「私は景さん(北川)です。私自身も北川さんから愛をいただいたし、環菜も愛をいただいた」と振り返ると、中村が「芳根さんは北川さんのこと好きすぎるんですよ」と、北川が話している際に芳根がじっと見つめていることを指摘。照れ笑いを浮かべた芳根は「中村さんが北川さんのこと『景ちゃん』って呼んでいるのが羨ましくて、私は景さんって呼んでいます」と、北川への愛を語った。

最後に、堤監督は「ほぼ50本目にあたる映画になります。全身全霊という言葉にぴったりの作品です」とアピールし、北川は「届かなかった愛だったり、受け取れるはずだった愛だったり、いろいろな愛の作品だと思います。皆さんと作品を作ることができて、主演をやらせていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんの方にこの作品が届いていけばいいなと思います」と呼びかけていた。
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