浜辺美波、21年の約束「ふっ軽」に北川景子困惑「ジェネギャかなあ」
2020年12月18日 18:19

累計発行部数2600万部を超える人気コミックを実写映画化した「約束のネバーランド」が12月18日、全国341館で封切られた。主演の浜辺美波をはじめ、城桧吏、板垣李光人、渡辺直美、北川景子、平川雄一朗監督は、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶。公開前に一般の試写会は行われず、この日が初披露となったため、浜辺は「無事に公開されてホッとしているし、うれしく思います」と安どの笑みを浮かべた。
食用児として育てられていることを知った孤児院の子どもたちが、外の世界へ飛び出そうとする脱獄ファンタジー。撮影は長野・入笠高原で行われ、浜辺は「国内と思えない所で、空気も薄かったけれど、山の奥まで登ったかいがありました」と満足げ。だが、北川も「たどり着くまでが長かった。私と直美ちゃんは、着いた頃にはへとへとだった」と振り返った。

渡辺は10月に仕事でニューヨークに行った際、英語版の原作を買いに行ったが売り切れだったことを告白。「店員の人が『実写をやるの知っているか?』と聞いてきたから、Oh!Yesと答えました。出ているとは言えないから、楽しみにしていてねとしか言えなかった」と自慢げに明かしたが、北川から「宣伝すれば良かったじゃん」と指摘されバツが悪そうにうつむいた。
タイトルにちなみ、「21年の約束」をそれぞれが披露。北川は、「英会話を始める」とし、「この10年くらい、やって挫折を繰り返していたので、直美ちゃんみたいに格好良くしゃべれるようになりたい」と意欲を見せた。

浜辺は「ふっ軽」としたためたが、北川と渡辺は意味が分からず困惑の表情。「フットワークを軽く」の意味で「私は普段鉛のように足が重くて、今年はどこにも行けなかったので」と説明。北川は、「ジェネギャ(ジェネレーションギャップ)かなあ。ここに壁があったね」と目の前のアクリル板を差して苦笑いだった。
そして、平川監督が「コロナでうつうつした時だからこそ、元気と勇気をくれる映画になっている」と自信。浜辺も、「演じている中で、子どもたちの力、皆の力、あきらめないで壁を乗り越える姿に勇気を与えられました。悩んでいる方、何かを打破したい方はぜひ見てください」とアピールした。
(映画.com速報)