山口まゆ「樹海村」ロケでの恐怖体験「樹海に泊まった時に」に一同仰天
2021年2月5日 20:30
清水崇監督の「恐怖の村」シリーズ」第2弾となるホラー映画「樹海村」が2月5日、全国420スクリーンで封切られた。ダブル主演の山田杏奈と山口まゆ、共演の神尾楓珠、倉悠貴、工藤遥、大谷凛香、塚地武雅、安達祐実と清水監督が東京・丸の内TOEI1で初日舞台挨拶を行った。
販売座席数を半分にして観客を入れての開催となり、山田は「お客さんの前で挨拶ができることを、とてもうれしく思います。私にとって(昨年の緊急事態宣言による)自粛明け初の作品となり、思い入れも深い。見た方にどんな感想、感情が生まれるのか楽しみ」と感慨深げ。山口も、「いろいろな宣伝をさせていただいたので、たくさんの人に広めてほしい」とアピールした。
昨年2月公開の「犬鳴村」が、4月に緊急事態宣言が発出されたにもかかわらず興収14億1000万円の大ヒット。「樹海村」は公開直後に企画をスタートさせ、昨夏に撮影し、前作から1年後に公開するという綿密な計画を立てて製作が進行した。
富士の樹海でもロケが行われ、恐怖体験を聞かれた山口が「初日に樹海に泊まった時に……」と話し出すと、一同が驚きの声を上げ清水監督は「それは初耳だ」とツッコミ。ホテルと言い間違えたもので、「ホテルのトイレにゴキブリが出たんです。トイレに行けなくて、現場に行くまで我慢しました」と照れながら明かした。
対する山田は、「困っちゃうくらい何もない。いるんじゃないかと思って探してみましたが、ちょっと縁がなかったみたいです」と告白。司会者から「ちょっと残念だった?」と問われても、「まあ、別に」と言ってのけ、会場の笑いを誘った。
同作には画面に霊が映っているとのうわさも流れており、塚地が「何度も出てくるらしいけれど、だいたい楓珠くんのシーンらしい」と意味深発言。名指しされた神尾は、「現場でも感じることがなかったから、聞いてビックリ。よく見てくれたら、オバケ、見えます」と苦笑交じりに話した。
ホラーが苦手という工藤は、「冒頭の東映のマークからホラーが始まっていて、ちょっと無理かもと思った。どんどん裏切ってくるので終始怖かった」と素直な感想。安達も同様で、「台本を読んでいるのに、ビクビクしながら見ていた」と振り返った。
唯一、「犬鳴村」に続く出演となった大谷は、「私、犬鳴村で死んでいるんですよね。同じアキナ役名で監督も出ないと言っていたのに、どういうことだろうと思っていた」という。清水監督は、「その謎は、村シリーズ3で解けます。知らないけれど」と冗談交じりにさらなるシリーズ化に意欲を見せていた。
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