事件に没入して脳内捜査 未解決事件を映画化した「私は確信する」本編映像
2021年1月27日 16:00

フランスで40万人を動員した裁判サスペンス「私は確信する」の本編映像の一部が披露された。主人公が、事件の真相に疑念を深めていく重要な場面となっている。
本作は、2000年にフランスで実際に起こり、ヒッチコック狂による“完全犯罪”とメディアや世間を騒がせた未解決の「ヴィギエ事件」を題材にした裁判サスペンス。「息子のまなざし」などのオリビエ・グルメ、コメディエンヌとしても人気の高いマリナ・フォイスが共演している。
ある日、3人の子どもたちを残して姿を消したスザンヌ・ヴィギエ。大学教授の夫ジャックに妻殺害の容疑がかけられるが、ジャックの無実を確信するシングルマザーのノラは、彼の無実を勝ち取るため、敏腕弁護士のデュポン=モレッティに事件の弁護を懇願する。自らも助手となり、250時間の通話記録を調べるうちに、新たな真実と疑惑に気付いていく。
披露されたのは、ノラが事件のキーパーソンとなる被害者の愛人・デュランデの過去の通話記録をイヤホンで聴き、分析するシーン。正義感から、デュランデたちがジャックに不利な噂を電話でどんどん広めていき、ノラが事件の真相にさらなる疑念を深めていく。細かいカット割りと不穏なリズムのサウンドトラックなど、“没入体験”が楽しめる効果的な音の演出にも注目だ。
「私は確信する」は2月12日から、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
(C)Delante Productions - Photo Severine BRIGEOT
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