生まれて初めて映画を見た子どもたちの反応は? 「GOGO(ゴゴ) 94歳の小学生」上映会の模様
2020年12月30日 13:30

ケニアの小学校に通う94歳の女性ゴゴを壮大な風景とともに追いかけたドキュメンタリー「GOGO(ゴゴ) 94歳の小学生」(公開中)から、本作に登場する子どもたちが初めて映画を見る瞬間を収めた映像が披露された。
プリシラ・ステナイ、通称ゴゴ(おばあちゃん)。不就学だった孫たちに愕然とした彼女は、自らが手本となるべく小学校に入学を決意。クラスメートたちに応援されながら勉強を続け、ついに念願の卒業試験に挑む。
メガホンをとったパスカル・プリッソン監督は「学校全体が映画作りに参加してくれたので、映画が完成したら上映会をする約束をしていました。そこで、全校生徒、教師陣、ゴゴ、ディナと共に上映会を催しました」と明かし、「子どもたちは生まれて初めて映画を見たので、かつてないほど興奮していました! 子どもたちもゴゴも教師たちも皆、大いに笑いながら見ていました。上映中に雷雨で停電になり、上映会は3時間に及びましたが、子どもたち全員の拍手喝采で幕を閉じました。そして、上映後はキャンディー、お菓子、ソーダなどでちょっとしたパーティーを開くことができました」と振り返る。
これまでも、世界中を駆け巡り、人々の現実を被写体との距離感と親密さを織り交ぜながら撮影する方法で作品を世に送り出してきたプリッソン監督。「本作は、ゴゴのような素晴らしい人間の冒険譚です。私は、教育の奨励に捧げられたその人生の集大成に向けて、付き添っていきたいと願っています」と語るように、撮影後も継続して、出演者たちとの交流とサポートを今でも続けている。
(C)Ladybirds Cinema
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