前田敦子が“恋する堅物委員長”に! 成田凌×松居大悟監督「くれなずめ」城田優、飯豊まりえらも参加
2020年12月21日 12:00

成田凌が主演し、松居大悟が監督・脚本を務める映画「くれなずめ」の追加キャストが発表され、前田敦子、城田優、飯豊まりえ、内田理央、小林喜日、都築拓紀(四千頭身)らが出演することがわかった。
松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を映画化。友人の結婚式で余興を披露するために久々に集まった高校時代の旧友たちが歩く、結婚式の“披露宴から二次会までの狭間”を描いている。成田のほか、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹の出演が、既に発表されていた。
高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興(=赤フンダンス)をやるべく5年ぶりに集まった。久しぶりに出会った彼らは、余興の後の「披露宴」と「二次会」の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら、昔の思い出に想いを馳せる。自分たちは今も友達で、これからもずっと友達のままなのだろうと思っていた――そう、たったひとりを除いては……。この微妙な“狭間”の時間に起こった出来事は、まさに見るものの予想を超えていくものだった。
前田が演じるのは、主人公の吉尾(成田)の高校時代の同級生・ミキエ。気が強く責任感のある人物で、吉夫とはともに清掃委員をしていた。「映画の中と負けないくらい、現場での6人も一瞬で青春を取り戻したかのように無邪気で無防備に高め合っていて、とにかく楽しそうで、うらやましかったです」と振り返る前田。「そんな強烈な男子6人の青春の片隅にいます(笑)」と語っている。
松居監督は「初恋の子は周りから馬鹿にされていて、何も言えないことが悔しかった。何年も経った同窓会で会うと、その子の中身は何も変わらないのにみんなの目が丸くなるぐらい綺麗になっていて、ほら見たことか、と昔の自分と肩を組みたくなる。ミキエには前田敦子さんしかいない、と思っていました」と説明。「12年の月日を感じさせて感じさせない、吉尾の初恋の人。作品にもならない時間を一刀両断してほしかった」と思いの丈を述べている。
城田は吉尾ら“6人組”が怖がるヤンチャな同級生・松岡役、飯豊は結婚式場のウエディングプランナー・弘美役、内田はソース(浜野)の妻・愛役、小林と都築は吉尾とミキエが務める清掃委員の後輩役として登場。そのほか、滝藤賢一、近藤芳正、岩松了、「赤フンダンス」の振り付けも担当したパパイヤ鈴木が参加している。
松居監督「何気ない瞬間を彩る素晴らしい役者陣にも出て頂きました。飯豊さん、内田さん、小林さん、都築さん、パパイヤさん。城田さんは大暴れしてくれて、滝藤さんは無駄遣いを楽しんでくれて、近藤さんはゴジゲン旗揚げから見てくれていて、岩松さんはその息子さんと僕と一緒に劇をやっていて。劇団公演のときはメンバーが後ろを向いて出していた声だったのに、全てに命が宿り、映画になりました。友だちと、くれなずんでもらえたら嬉しいです」
「くれなずめ」は、2021年GWに全国公開。
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