「鬼滅の刃」LiSA、初の実写映画主題歌! 山崎賢人「夏への扉」に楽曲書き下ろし、予告映像披露
2020年12月18日 07:00
山崎賢人が主演し、世界的人気を誇る名作タイムトラベル小説を映画化した「夏への扉 キミのいる未来へ」の主題歌が、このほど決定した。アニメ「鬼滅の刃」で知られるLiSAが楽曲「サプライズ」を書き下ろし、実写映画の主題歌に初挑戦。あわせて、同曲が収められた予告映像がお披露目された。
物語は、人生のすべてを奪われた科学者が、時を超えて未来を取り戻す姿を描く。1995年・東京、科学者の高倉宗一郎(山崎)は、亡き父の親友・松下の遺志を継ぎ、プラズマ蓄電池や実用化ロボットの完成を目前に控えていた。
愛猫ピート、松下の娘・璃子(清原果耶)との穏やかな日常のなかで研究に没頭していた宗一郎。しかし何者かの罠にはめられ、研究を奪われ、さらに人体を冷凍するコールドスリープに入れられてしまう。30年後の2025年に目を覚まし、ピートや璃子の死を知り絶望する。それでも宗一郎は、ヒューマノイドロボット(藤木)の力を借り、30年の時を超えて璃子を救おうと動き出す――。
社会現象を巻き起こすアニメ「鬼滅の刃」で大ブレイクし、20年末の第70回NHK紅白歌合戦への出場も決まっているLiSA。本作を鑑賞したうえで歌詞を書き下ろし、璃子や、彼女との未来を取り戻すために“時を超えて”奔走する宗一郎の背中を、強く押すような楽曲をつくりあげた。
予告映像では、楽曲の一部を収録。「どんなに眩しい願いも越えてく キミのサプライズが 夏の光が胸を焦がすように 大丈夫だと扉を開く キミとまだみたいミライ」という歌詞に、LiSAの感情が込められている。また、本ポスタービジュアルもあわせて披露。19995年と2025年、ふたつの時代を象徴するように宗一郎の顔が並べられた、スタイリッシュかつ近未来的な仕上がりとなっている。
「夏への扉 キミのいる未来へ」は、「思い、思われ、ふり、ふられ」「きみの瞳(め)が問いかけている」の三木孝浩監督がメガホンをとり、ほか夏菜、眞島秀和、原田泰造、高梨臨、浜野謙太、田口トモロヲらが共演。2021年2月19日から全国で公開される。
■LiSAコメント全文
時を越えて、世界中で愛されてきた小説が映画化されるという機会に、主題歌を担当させていただけることを嬉しく思います。
予期せぬ今日に臆病になったり、それでもやっぱり未来を信じたくなったり。そばにあるものの大切さと尊さを感じることができる私たちの心に、予想を超えて寄り添える”サプライズ”のような歌になればと願います。
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