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中年オヤジが事故死→天国で猛抗議→まさかの“復活” 愛と懺悔の注目コメディが21年3月公開

2020年12月18日 13:00

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「幸せとは、家族とは何なのか?」というテーマを描出
「幸せとは、家族とは何なのか?」というテーマを描出
(C) Copyright 2019 I.B.C. Movie

イタリアで大ヒットしたコメディ映画「Ordinary Happiness」が、「ワン・モア・ライフ」の邦題で2021年3月12日から公開されることが決定した。いい加減に生きてきた中年男性が事故死するも、天国で猛抗議したところ寿命の計算ミスが発覚。92分間だけ生命が延長され、男はこれまでの後悔を取り戻すように生き抜いていく。

監督は、“史上初、アメリカ大陸出身のカトリック教会長”の実話を描いた「ローマ法王になる日まで」のダニエレ・ルケッティ。思いがけず人生のロスタイムを手にしたダメおやじの悲喜を通じ、「幸せとは、家族とは何なのか?」というテーマを描出。愛と懺悔に満ちた物語は見る者を釘付けにし、イタリアでは大ヒットを記録した。

シチリア島のパレルモに暮らす中年男性パオロは、いつもの交差点で交通事故にあってしまう。死の瞬間、脳裏によぎったのは愛する妻と子どもの顔……なんてことはなく、かつて恋人に告げられた深すぎる一言や、なぜ人はタクシーに行列をつくるのかなど、取るに足らないしょうもないことばかりだった。

さらに天国に着いたパオロは、「そういえば」と予想外に短い寿命に憤慨し猛抗議。すると前代未聞の計算ミスが発覚し、92分間だけ地上に戻れることに。それまで勝手気ままに生きてきた自分を戒め、家族の絆を取り戻そうと一念発起したパオロ。92分一本勝負、人生のやり直しが始まる――。

あわせてポスタービジュアルも完成。時を司る時計を背景に、バイクで走り抜けるパオロを配置したポップな仕上がりだ。「ワン・モア・ライフ」は、21年3月12日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で公開。

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