タイ洞窟救出劇の実話描くロン・ハワード監督新作、21年3月に豪州でクランクイン
2020年12月7日 18:00

タイで実際に起きた洞窟遭難事故の救出劇を名匠ロン・ハワードのメガホンで映画化する「Thirteen Lives(原題)」が、2021年3月にオーストラリアのクイーンランドでクランクインすることがわかった。米Deadlineが報じている。
2018年6月23日、タイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟を探検していた地元サッカーチームの少年12人とコーチは、突然の豪雨による浸水で洞窟内に閉じ込められてしまう。タイ王国海軍をはじめ、イギリスやアメリカ、オーストラリアや日本など世界各国から駆けつけたエキスパートたちによる懸命な救助活動の末、7月10日までに13人全員が無事救出された。救助にあたった元タイ海軍特殊部隊のダイバーひとりが死亡している。
世界中から注目を集めた奇跡の救出劇を、事実に忠実かつドラマチックに描く同作は、ハワード監督の製作会社イマジン・エンタテインメントと米MGMによる共同製作のもと、ブライアン・グレイザーとカレン・ランダー、ガブリエル・タナがプロデューサーを、ハワードが監督を務める。キャストやその他の詳細については、現時点でまだ明らかになっていない。
ハワード監督は、同作をオーストラリアで撮影するにあたり、「ケイト・ブランシェットやニコール・キッドマン、ラッセル・クロウら俳優陣から、(撮影監督の)ジョン・シールやドナルド・マカルパインといったスタッフまで、オーストラリア出身のアーティストたちとは長年にわたり、素晴らしいコラボレーションを紡いできました。この映画も含め、今後オーストラリアとのコネクションをさらに深めていければと思っています」と抱負を語った。
なお、「Thirteen Lives(原題)」にはオーストラリア政府が1300万豪ドル(約10億円)を注ぎ込んでおり、通信・サイバーセーフティ・芸術担当大臣のポール・フレッチャー氏によれば、同作の撮影は最低でも400人の直接雇用を創出するとともに、9600万豪ドル(約73億円)の経済効果をもたらすものと期待されているとのことだ。
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