綾野剛主演「ホムンクルス」実写映画4月2日公開、監督は清水崇 原作・山本英夫「はよ見せて」と期待
2020年12月1日 08:00

俳優の綾野剛が、山本英夫氏原作の国民的カルト漫画を実写映画化する「ホムンクルス」に主演することがわかった。日本ホラー界の巨匠清水崇監督がメガホンを取り、2021年4月2日から劇場公開される。このほど、綾野が片目を覆う姿が印象的なティザービジュアルがお披露目された。
「ホムンクルス」は、「殺し屋1」「HIKARI-MAN」の山本などで知られる山本氏が、2003年~11年に「ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載し、累計発行部数400万部を超えたヒット作。記憶も社会的地位もなくした主人公が、頭蓋骨に穴を開ける実験「トレパネーション」を受け、その後、男の左目に人間の心の歪みが異形となり見えるようになり、自らの記憶に隠された衝撃の真実と共に狂った運命の歯車が回り出す……という物語。
本作は、企画段階よりNetflixでの全世界独占配信が決定しており、日本国内のみ劇場公開用の特別素材を用い、全国先行公開される。撮影は2019年12月から2020年1月に物語のスタート地でもある東京新宿の高層ビル群がそびえ立つ西新宿を含む東京都内などで行われた。
綾野は「全てが初めてでした。世界観も、表現も、生き方も」「世界は瞳に映るモノ、見えているモノが全てでは無いという事実をお届けします」と撮影を振り返る。清水監督は、「どこのどんな文化圏の人にも通じる“人の脆さ”や“距離感”、その“交差”や“生きる価値観”などを本作で少しでも見つめ直したり、共有してもらえたら」と、カルト的な支持を得ている作品の力をアピール。原作者の山本氏は「“魂”を視る主人公を、綾野剛さんが演じてくれるとはピッタリだと思いました! 他の俳優陣も豪華キャストで……はよ見せて」と映画への期待のコメントを寄せている。
世界観も、表現も、生き方も。
そして自分のホムンクルスが見えてきました。
その“交差”や“生きる価値観”などを本作で少しでも見つめ直したり、
共有してもらえたら…と思います。
まさか実写映像で見られるとは……
とっても嬉しいです!!
関連ニュース





