想田和弘監督「精神0」ナント三大陸映画祭でグランプリ、受賞記念再上映決定
2020年12月1日 22:00

第70回ベルリン国際映画祭フォーラム部門エキュメニカル審査員賞を受賞した想田和弘監督の最新作「精神0」が、フランス西部の都市ナントにて開催された「ナント三大陸映画祭」で、グランプリである金の気球賞を受賞。受賞を記念し、2021年1月9日から渋谷シアター・イメージフォーラムでの再上映が決定した。
想田監督は「歴史ある映画祭で最高賞をいただき、驚くとともに大変光栄です。 ナント三大陸映画祭には過去3度参加したことがありますが、スタッフや観客の熱烈な映画愛が感じられる、大好きな映画祭です。 山本先生や芳子さんをはじめとした、映画に登場してくださった皆さんに、改めて感謝いたします。 この賞が、日本でより多くの皆さんに「精神0」をご覧いただくきっかけになりますように」とプロデューサーの柏木規与子と連名でコメントを発表。映画祭はロックダウン中でオンライン開催となったが、解除後には現地での上映も予定されている。
「選挙」「港町」などに続く観察映画第9弾となる「精神0」は、精神科診療所の患者たちをとらえ、世界で絶賛された「精神」(08)の主人公の一人である山本昌知医師にスポットを当てる。突然の引退宣言に戸惑う患者たちの様子や妻・芳子さんとの生活を、深い慈しみと尊敬の念をもって映し出す。ベルリンでの受賞のほか、ニューヨーク近代美術館(MOMA)Doc Fortnight2020正式招待作品にも選ばれている。
(C)2020 Laboratory X, Inc
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