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村人に外出禁止令も…リアリティを追求した「アーニャは、きっと来る」監督&原作者のコメント映像

2020年11月20日 13:00

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ノア・シュナップが主演を務める
ノア・シュナップが主演を務める
(C)Goldfinch Family Films Limited 2019

Netflixテレビドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で人気のノア・シュナップが主演を務める「アーニャは、きっと来る」から、原作者のマイケル・モーパーゴと、メガホンをとったベン・クックソン監督のコメント映像が披露された。

1942年、当時ナチス占領下にあったフランスの小さな村で起きた奇跡を描いた物語。生活の大半を羊飼いとして過ごす13歳の少年ジョーは、ユダヤ人の男性ベンジャミンと出会う。彼はユダヤ人の子どもたちを安全なスペインへ逃がす計画を企てており、ジョーも手伝うことに。その一方で、ジョーは個人的な悲しみの感情を共有することで、ドイツ軍の下士官と親しくなる。ドイツの労働収容所から帰国したジョーの父親は荒れていたが、ジョーのユダヤ人救出作戦への関与を知ると協力を約束。村人たちが一致団結して子どもたちを逃がす日が迫る中、ベンジャミンが待つ娘アーニャは一向に現れない……。

現代のイギリス児童文学を代表するモーパーゴは、自宅でメッセージ動画を撮影し、「世界中どこにいても、壮大なピレネー山脈の山々を肌で感じられるでしょう」と、本作の映像美に太鼓判を押す。

クックソン監督は、物語のリアリティを高めるために「道路や村々、さらにナチスドイツ軍の軍服や銃もすべて本物です」とこだわりを明かし、さらに「撮影中は村人に対して外出禁止令まで出していました」と、映画のために協力した地元住民への感謝を語っている。

アーニャは、きっと来る」は、11月27日から新宿ピカデリーほか全国公開。

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