米CBS、リアリティ番組出演者の半数を非白人に
2020年11月12日 10:00
米主要ネットワーク局のひとつであるCBSが、同局のリアリティ番組の出演者の5割を、非白人を意味するBIPOC (Black, Indigenous, People of Color:黒人、先住民、有色人種)にするという目標を打ち出した。2021年のテレビシーズンからこの目標を設定する。さらに、リアリティ番組の開発予算の4分の1を、BIPOCのプロデューサーが制作に関わるプロジェクトに充てるという。
CBSは、「サバイバー」「ビッグ・ブラザー」「アメージング・レース」といった人気シリーズを抱えている。最近は、「サバイバー」が黒人出演者からもっとインクルーシブになるべきだと指摘されたり、米ABCの人気リアリティ番組「バチェラー」では人種差別が横行していると批判されたりするなど、リアリティ番組の制作とキャストの両方に、非白人をもっと起用すべきとのプレッシャーが高まっていた。
今回の決定について、CBSエンターテイメント・グループのジョージ・チークス社長兼CEOは、「リアリティ番組というジャンルは、特にバランスを欠いた存在であり、開発、キャスティング、制作、ストーリーテリングのすべての段階において、よりインクルーシブなものにする必要があります」と説明している。
またCBSは、ドラマ番組においても開発予算の25%をBIPOCが企画するプロジェクトに充てるだけでなく、ドラマ執筆に関わる脚本家の4割をBIPOCにすると発表している。
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