世界の映画祭で9冠! 飛行機事故で不時着、オートバイで美しい世界を駆け抜ける「Away」場面写真12点
2020年11月6日 12:00

ラトビアの新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディスが、たったひとりで製作、監督、編集、音楽を手掛けた長編デビュー作「Away」が、ポーランドで行われた「第13回ポズナン・アニメーター・フェスティバル」(現地時間10月3日~10日開催)で、最優秀長編映画賞を獲得。世界の映画祭で9冠を達成したことを記念し、場面写真12点がお披露目された。
ジルバロディス監督が3年半をかけて完成させた本作は、飛行機事故で島に不時着し、1人だけ生き延びた少年が、様々な土地をオートバイで駆け抜けるロードムービー。世界最高の権威と最大級の規模を誇る「アヌシー国際アニメーション映画祭」では、2019年の新設部門で、実験性と革新性のある長編作品を対象にしたコントルシャン賞の初代グランプリとなった。第92回アカデミー賞長編アニメーション部門の最終候補32作品に選出され、第47回アニー賞では「アナと雪の女王2」「トイ・ストーリー4」とともにベストミュージック部門ノミネートを果たすなど、数々の映画祭を席巻し、フランスやポルトガルでの公開も決定した。
映画.comが入手した場面写真は、少年が繰り出す美しい冒険の旅を切り取ったもの。幻想的な風景の中をオートバイで進む少年や、彼が出会う飛べない小鳥、ネコ、ゾウなどの動物たち、さらに謎めいた“黒い影”の姿もおさめられている。

ジルバロディス監督は、「あるキャラクターや風景は、私が体験した映画やビデオゲーム、旅行から、直接インスピレーションを受けました。アイスランドや(カナリア諸島に位置する)スペインのランサローテ島への旅は『Away』の美しい風景にもインスピレーションを与えています」と、独創的な世界観は自身の体験に基づいていると明かす。
さらに、「オートバイのシーンは、『モーターサイクル・ダイアリーズ』などの映画にダイレクトな影響を受けました。オートバイに乗って、史上最高のサウンドトラックを持っているだけでなく、様々な人に出会っていくんです。『栄光のライダー』はオートバイに関する優れたドキュメンタリーなのですが、複雑なショットが収録されていてインスパイアされました」と、影響を受けた作品に言及。「物語のメインテーマは“人とのつながり”で、私自身も世界とつながるのが楽しみです」とメッセージを寄せた。
「Away」は12月11日から、東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
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