土屋太鳳、NAOTOの魅力は「狩人の目」!? 寺門ジモン監督の“焼肉映画”で共演、厳しい焼き方指導も明らかに
2020年11月4日 20:32

第33回東京国際映画祭の特別招待作品「フード・ラック!食運」が11月4日、東京・EXシアター六本木で上映され、EXILE NAOTOと土屋太鳳、メガホンをとった「ダチョウ倶楽部」の寺門ジモン監督が舞台挨拶を行った。
芸能界屈指の食通であり、ありとあらゆる名店をめぐり、食の素材から味までを熟知する寺門監督。初めてメガホンをとる本作で、“食”を通じて親子の愛と人生の悲喜こもごもを描く“イーターテインメント映画”を作り上げた。りょう、石黒賢、松尾諭、寺脇康文、白竜、東ちづる、矢柴俊博、筧美和子、大泉洋、大和田伸也、竜雷太ら豪華キャストが結集した。

冒頭で寺門監督は、マイクの代わりにトングを構えて挨拶し始め、会場の笑いをさらう。気を取り直し、「(映画を見て)お肉を食べたくなってくれれば、本当に嬉しいんです。今コロナ禍で、『Go To Meat』じゃないけど(笑)、飲食が大変なことになっているので、こういう映画で皆さんに元気になってもらえればと思います」とメッセージを伝えた。NAOTOは「ジモンさんがトングのくだりをずっと練習されていたんで、俺まで緊張しちゃいましたよ。良かったですね、ウケましたね」と大笑い。「公私ともにジモンさんにはお世話になっている」というNAOTOは、「普段から食べることは好きなので、幸せな撮影になりました。この後ぜひ、焼肉屋に行ってください」と笑顔を浮かべた。

撮影の裏側について、NAOTOは「ジモンさんからは演技指導というよりも、肉の焼き方指導の方が厳しかったです。お肉の焼き方、見え方にはこだわったので、お肉が良い演技をしてくれていると思います」と明かす。寺門監督は「『世界よ見よ、これが日本の黒毛和牛だ』ということで、お肉を用意したんですよ。そのお肉をいい加減に焼いちゃいけないから、(焼き方は)かなり真剣に見ました」と、徹底的なこだわりをのぞかせた。
続いて土屋は、NAOTOとの共演を振り返り、「NAOTOさんは普段、演じた良人とは違う雰囲気なんですが……。NAOTOさん、狩人のような目をされてるんですよね。目標に向かって前に進んで、ちゃんといろいろな研究をされてきた方なんだなと思いました。それが、覚醒後の良人にすごくパワーを与えているな、素晴らしいなと思いました」と、ユニークな表現で語る。通訳が「狩人の目」を「ハンターズアイ」と訳すと、会場は爆笑に包まれ、NAOTOも「今度からセカンドメームも、『ハンターズアイ』にします」とおどけていた。

焼肉を中心に、様々な“食”が彩る本作。キャスト陣は撮影中も“おいしい”思いができたようで、「相当食べました。2時間くらいの撮影で10枚くらい」(NAOTO)、「私、もっと食べてました(笑)。13~14枚?」(土屋)と盛り上がる。寺門監督は「撮影以外でも、合間にいっぱい食べてたんですよ。全部こっちで払わなきゃいけないんですよ? いくらおいしい肉でも食べ過ぎです!」と注意していた。最後に寺門監督は、「映画を見る前にお店を予約してほしいです。お肉を食べるアイドリングとしては、最高の肉映画だと思います」と締めくくった。
「フード・ラック!食運」は、11月20日から全国公開。第33回東京国際映画祭は、11月9日まで開催される。
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