Chara、竹中直人×山田孝之×齊藤工「ゾッキ」の音楽監督に! 息子・HIMIとのデュエットも初披露
2020年11月4日 06:00

歌手のCharaが、竹中直人、山田孝之、齊藤工が監督を務める映画「ゾッキ」の音楽監督を務めていることがわかった。キャリア初の挑戦となり、主題歌「私を離さないで」では、息子・HIMIとのデュエットを初披露している。
漫画家・大橋裕之氏の初期傑作集「ゾッキA」「ゾッキB」を映画化。吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー(コウテイ)、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗、石坂浩二、松田龍平、國村隼といった豪華キャストが集結している。
2021年にデビュー30周年を迎えるCharaは、竹中監督から誘われ、映画に対する熱い想いに共鳴し、参加を決意したという。オリジナリティ溢れる楽曲と独特な存在感は唯一無二のもの。作り上げられた楽曲は、監督たちのインスピレーションをかき立てる要因のひとつとなったようだ。主題歌「私を離さないで」は、歌詞をCharaが担当。作曲は、佐藤緋美の名で、舞台「書を捨てよ町へ出よう」で主演を務め、シンガーソングライターとしても活躍するHIMIと共同制作を行っている。
「原作が大橋君で、実写で、このメンツなので普通じゃないから、だから、いいな~と思って、独特過ぎて他の音楽監督とは、全く違くていいのだな。そう思って初めから安心してた」と話すChara。主題歌については「息子のHIMIとやりたかった。1番私がしがみついているもの。愛だから。ファミリーだしね、私達見えないもので繋がっているから」と語りつつ、「ゾッキ森の中にある独特の木のような1曲でやさしくて、何言ってるかわからなくても良かった。なんだかよく分からない。それがゾッキっぽいと思ったの」と明かしている。
Chara「竹中さんが、『チャラが歌えばそれでいいんだよ! 何言ってるか分からなくていいんだ!!』って言ってくれて、この人凄いなと思ったものです。それぞれの監督のグルーヴを感じて森のように共生して生きる植物的なイメージで役者さん達を活かせる小さな妖精のような監督仕事だった気がします~(多分、世界一適当な音楽監督です)」
竹中監督は「『ゾッキ』を映画にしたい! と思った時、フッとCharaの歌声が浮かんできました。それはゆるぎなかった」と告白。「本当に素晴らしいサウンドトラックが出来ました。デモテープを送ってくれるたび感動していました。全ての曲が完璧でムダがなかった。痺れまくりでした……」と絶賛している。
一方、山田監督と齊藤監督は「Charaさんの作り出す独創的な世界観とゾッキ、パズルが解けたときのようにカチッと音が聞こえました」(山田監督)、「事前に頂いていた作品イメージのプレイリスト、そして本作の為に進行形で作って下さった楽曲のデモをかけながらCharaさんの司る音楽に包まれながら齊藤組は撮影させて頂きました。Charaさんの元に集まった他のアーティスト方も素晴らしく関わった映画ながら近年でこんなにもサントラが欲しい邦画はありません」(齊藤監督)と思いの丈を述べる。
原作の大橋氏は「劇中の音楽を聴くためだけに、映画を再度見返したくなります」と説明。「Charaさんが作ってくださった音楽のおかげで、映画の奇天烈な部分と温かい部分がより一層輝いて見えます。ありがとうございました!」とコメントを寄せている。
「ゾッキ」は、21年春に全国公開。
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