陥没骨折に髪の毛炎上…誠直也「ゴレンジャー」壮絶ロケの武勇伝にファン感嘆
2020年11月2日 21:44

第33回東京国際映画祭の「ジャパニーズ・アニメーション」部門で、スーパー戦隊シリーズの生誕45周年を記念し「秘密戦隊ゴレンジャー」が11月2日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、アカレンジャー(海城剛)役の誠直也がトークショーを行った。
東映まんがまつりで上映された「秘密戦隊ゴレンジャー 真っ赤な猛進撃」「秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン」「ジャッカー電撃隊VS秘密戦隊ゴレンジャー」の3作品を厳選。スーパー戦隊シリーズの第1作で、当時は2年間放送されるほどの人気を呼んだが、誠は「(ヒーローが)5人集まるのも初めてだし、制作サイドも手探りで最初の3カ月は全く反応がなかった。これは1年ももたないなという雰囲気だったが、半年くらいたつと辺ぴなロケ場所にも親子連れが見に来るようになった」と振り返った。
現在の戦隊シリーズは若手俳優の登竜門としてオーディションが行われるが、当時は東映から直接オファーがあったという。誠自身、「仁義なき戦い 頂上決戦」など実録やくざ路線を中心に活躍していたため、「対象が子どもだと思うと最初は要領が分からなかった。大人の考えでやっちゃいかん。割と単純に喜怒哀楽を出すことを意識して演じた」と明かした。

特に爆破シーンのロケには苦労したという。五寸玉の爆薬にガソリンを入れた袋を置いて燃やすパターンと、セメントを置いて噴煙飛ばすパターンの2種類があったそうで「仕掛けている場所は分かっているけれど、噴煙が落ちてくると前が見えなくなって、バイクで走っていると転んで足の陥没骨折や爆薬で髪の毛が燃えることも度々あった」との武勇伝に、観客からは感嘆のため息が漏れた。
それでも、「40年以上も形を変えて続くとは想像できなかった。この場で話しているのも不可思議だけれど、うれしいね」と感慨深げ。そして「恥ずかしいところもあるけれど、楽しんでほしい」と詰めかけたファンに呼び掛けた。
第33回東京国際映画祭は11月9日まで開催される。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹