カナダ・トロントがハリウッド作品のさらなる誘致に注力 巨大スタジオ建設
2020年10月22日 11:00

ハリウッド映画やアメリカドラマのロケ地として人気のカナダ・トロントに、巨大スタジオの建設計画が進行中であると、米ハリウッド・レポーターが報じている。
トロントがハリウッド作品のロケ地として人気があるのは、アメリカからのアクセスの良さや寛大な税優遇措置、有利な為替レートなどに加えて、トロントの街並みがニューヨークやシカゴの代わりとして使えるためだ。唯一の欠点は、サウンドステージ(防音設備を施した撮影用スタジオ)の数が少ないことだが、このほどトロント市は湾岸の開発区域を50万平方フィートの巨大撮影施設にする計画を立ち上げた。隣接するパインウッド・トロント・スタジオや、シネスペース・マリン・ターミナル・スタジオと同等の規模にする予定だという。ちなみに、後者はNetflixがオリジナル作品の製作拠点として長期のリース契約を結んでいる。
トロントのジョン・トーリー市長は、「この新たな製作拠点は、製作能力を高め、雇用機会の創出に役立つだけでなく、世界中から映像制作を誘致し、維持するための能力をさらに高めることになります」と抱負を述べている。
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