二宮和也主演映画が“邦画史上初”の快挙! 「浅田家!」ワルシャワで最優秀アジア映画賞に輝く
2020年10月19日 11:30

二宮和也が主演した「浅田家!」(中野量太監督/公開中)が、第36回ワルシャワ国際映画祭で「最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)」を受賞した。日本映画が同賞を獲得するのは初めてで、二宮は「人から人へ気持ちが伝わったことが嬉しいです」と喜びを語っている。コメント全文は、記事後半に掲載している。
ワルシャワ映画祭は、ロマン・ポランスキーら数々の巨匠たちを輩出したポーランドで開催。今年は10月9~18日(現地時間)に実施され、「浅田家!」は同14日にワルシャワ市内の映画館「マルチキノ」で上映された。上映中は多くのシーンで笑いが巻き起こったほか、なかには「中野監督にお礼を伝えてください」と話す観客の姿もあったという。
同映画祭の審査員は、受賞理由について「本作は、現在の混沌とした時代にこそ必要とされる希望に満ちた、非常に感動的で楽しい作品でした。誰もが大きな心を持ち、純粋な夢を決して諦めない、ユニークなある家族の悲しみと喜びの描写が素晴らしく、私たちは最優秀アジア賞(NETPAC賞)を授与いたします」とコメントを寄せた。
「浅田家!」は、「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野監督が写真家・浅田政志氏による2冊の写真集をもとに紡いだオリジナルストーリー。幼い頃から写真を撮ることが好きだった政志(二宮)が写真家となり、東日本大震災という未曾有の天災を経て、家族写真と向き合っていく姿を描く。
共演には妻夫木聡、風吹ジュン、平田満、黒木華、菅田将暉らが名を連ね、公開週の週末観客動員ランキング(10月3日~4日)で1位を獲得するヒットスタートを切った。配給の東宝によると、公開初日に実施したアンケートでは「作品の満足度」は95.5%と高く、92.6%の人が「本作を人にすすめる」と答えたという。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
感情ぐっちゃぐちゃになる超オススメ作!
【イカれた映画を紹介するぜ】些細なことで人生詰んだ…どうにかなるほどの強刺激
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
年末年始は爆発・秒殺・脱獄・名作!!
【全部無料の神企画】今年もやるぞ!ストレス爆散!!劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー