スター声優夫婦、第2の人生の始まりは闇仕事!? イスラエル発・映画愛溢れる物語、12月公開&予告完成

2020年10月12日 08:00

「ほんとうの声、聴こえてますか?」
「ほんとうの声、聴こえてますか?」

スター声優夫婦の波乱に満ちた第2の人生を描く、イスラエル発の物語「Golden Voices」(英題)が、「声優夫婦の甘くない生活」の邦題で、12月18日に公開されることがわかった。あわせて、予告編とポスタービジュアルもお披露目。映像には、1990年にソ連からイスラエルに渡ってきた声優夫婦が、新天地で仕事にありつけず、人には言えない“闇仕事”を始めるさまがユーモラスに映し出されている。

メガホンをとったエフゲニー・ルーマン監督が、旧ソ連圏から移民としてイスラエルにやってきた経験をもとに、7年の歳月をかけて制作。イスラエル史上最大の移民の波である、「鉄のカーテン」崩壊後に海を渡ったロシア系ユダヤ人たちの歴史とともに、洋画の吹き替え声優夫婦というこれまでにない設定で、人生の再スタートを描いた。新型コロナウイルスの影響で本国イスラエルでは未公開だが、ヨーロッパを中心とした各国の映画祭で上映。2019年のタリン・ブラックナイト映画祭(エストニア)、20年のバーリ国際映画祭(イタリア)などで受賞を重ねた。

生誕100周年を迎えるイタリアの名匠フェデリコ・フェリーニにオマージュを捧げた本作。劇中にはフェリーニ監督の「ボイス・オブ・ムーン」や、ダスティン・ホフマン主演「クレイマー、クレイマー」などハリウッドの名作が登場し、映画ファンをノスタルジックに楽しませてくれる。アキ・カウリスマキ監督を思わせるクラシカルな映像にも注目だ。

予告編の冒頭は、夢と希望を抱いて第2の人生をスタートさせようとする夫婦の姿を活写。しかし現実は厳しく、妻・ラヤ(マリア・ベルキン)はテレフォンセックスの仕事を手にし、夫・ヴィクトル(ウラジミール・フリードマン)は海賊版ビデオ制作を手伝う、夫婦の決して甘くはない新生活が垣間見える。「映画は人生を豊かにする。声優はその出会いの案内人だ」と語るヴィクトルに、「私の人生も豊かにしてほしかった」と、“本当の声”がもれてしまうラヤ。ふたりがすれ違っていくさまがほろ苦い。さらに、ラヤの秘密のロマンスや、フェリーニの新作上映を目指すヴィクトルの奮闘など、夫婦が迎える結末が気になる仕上がりとなった。

ポスタービジュアルは、「ほんとうの声、聴こえてますか?」というコピーとともに、映画館でお互いを見つめる夫婦をとらえたもの。背後には怪しげなガスマスクの人物が座っており、一筋縄ではいかない物語を予感させる。

声優夫婦の甘くない生活」は、12月18日から東京のヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開される。なお映画愛に満ちた本作を劇場で見てほしいという強い思いにより、10月27日の午後7時から、ヒューマントラストシネマ有楽町でジャパンプレミアを開催。一般応募の詳細は、配給会社ロングライドの公式Twitter(@longride_movie)で、本日10月12日正午に発表される。

(映画.com速報)

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