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芦田愛菜、飼い猫にメロメロ 想像以上にかわいくて「愛おしい」

2020年10月9日 19:59

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登壇した芦田愛菜
登壇した芦田愛菜

作家・今村夏子氏の同名小説を、大森立嗣監督が映画化した「星の子」が10月9日、全国192館で封切られ、都内で行われた舞台挨拶に芦田愛菜永瀬正敏、大森監督が出席。作品にちなみ、「信じていたのに勘違いしていたこと」を聞かれた芦田は、「猫のかわいさ」と回答し、愛猫について語った。

芦田は「飼う前もかわいいって思っていましたが、一緒に生活をしてみたら思っていたよりかわいくて、毎日癒やされています」と声を弾ませ、「リビングのドアにガラスの隙間があるんですけど、家に帰るとそこで立ってのぞいて『ニャー』って出迎えてくれる。寂しがりやなのかいつも近くにいてくれるので、かわいくて愛おしいです」とメロメロな様子。

永瀬は、同じテーマで「直す」の意味を「僕の住んでいるところでは片付けるという意味だった」と明かして共感を得るなか、大森監督は「家族の崩壊」と発表。「俺の家は崩壊気味だったんです。でも、最近仲良くなってきた」と打ち明けると、永瀬は「お父さん(麿赤兒)も弟さん(大森南朋)にもお世話になっているので……」と苦笑していた。

本作は“あやしい宗教”を深く信じている両親に育てられたちひろ(芦田)が思春期を迎え、生まれて初めて家族とともに過ごす自分の世界を疑い始めるさまを描く。

ちひろの葛藤を繊細に表現した芦田は「心の揺れや葛藤は一人のシーンにこそ現れると思っていて、一人になったときに本音の部分が見えるようにしました」と撮影を振り返り、大森監督も「映画監督って変で、芦田さんが意図していないものを撮りたくなっていく。そこからこぼれ落ちてくる芦田さんの持っているものを映画のなかで出していきたかったのですが、一人のシーンは本当にそうだったので、俺も一人のシーンすごく好きです」と頷いていた。

舞台挨拶には、ゲストとして本作のタイトルアートを手掛けた清川あさみが登場。サプライズで、芦田にタイトルアートの原画がプレゼントされた。

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