京都・南座で「鬼滅の刃」×歌舞伎コラボ展示 炭治郎たちの描き下ろしオリジナル歌舞伎衣装イラスト公開
2020年10月2日 07:00
[映画.com ニュース] 人気アニメ「鬼滅の刃」と歌舞伎とのコラボレーション展示「TVアニメ『鬼滅の刃』×『京都南座 歌舞伎ノ舘』が決定し、11月6~23日に京都・南座で行われる。あわせて、坂田金時の衣装をまとった主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)を描いたビジュアルが公開されている。
同作は、鬼に家族を殺された炭治郎が、鬼となった妹・禰豆子を人間に戻すために政府非公式の組織「鬼殺隊」の一員となり、死闘を繰り広げていく姿を描いた和風アクション。 10月16日にテレビシリーズの続編となる「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が公開される。
展示は、今春に東京銀座・歌舞伎座ギャラリーで予定していた「鬼滅の刃×歌舞伎座芝居茶屋」を日本最古の歴史をもつ劇場・南座で一部内容を変更し、装いも新たに実施。歌舞伎衣装を身にまとった炭治郎や妹の禰豆子(ねずこ)、鬼殺隊隊士であり仲間でもある我妻善逸(あがつまぜんいつ)、嘴平伊之助(はしびらいのすけ)、冨岡義勇の5人のミニキャラに、鬼殺隊の最高位に立つ柱も加わる。
さらに、松竹が歌舞伎の意匠を監修し、アニメ版を制作したufotableによる炭治郎たち5人の描き下ろしオリジナル歌舞伎衣装イラストも初展示。南座の舞台空間、ロビーなどを「歌舞伎ノ舘」として使用し、「鬼滅の刃」の世界観に通じる、歌舞伎の世界の鬼退治の演目「源頼光と四天王」をはじめ、柱たちを含めた各キャラクターの個性に合った演目の衣装展示やオリジナルグッズの販売、入場者特典などが用意された展示となっている。
チケットの発売日や価格といった詳細は後日発表予定。
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