「妖怪大戦争」三池崇史監督が再び映画化! 令和版の主演は寺田心
2020年9月23日 07:00

[映画.com ニュース] 三池崇史監督の最新作が、人気子役・寺田心くんを主演に迎えた「妖怪大戦争 ガーディアンズ」であることが明らかになった。
「妖怪大戦争」は1968年に大映が製作・配給した特撮映画で、2005年には三池監督が神木隆之介主演でリメイクし、興行収入20億円の大ヒットを記録している。今回も三池監督がメガホンをとり、渡辺雄介(「20世紀少年」シリーズなど)が脚本を執筆。角川歴彦と荒俣宏が製作総指揮に名を連ねる。「妖怪大戦争 ガーディアンズ」では誰もが知る有名な妖怪だけでなく、映画オリジナルの妖怪、世界中のモンスターも加わるという。
三池監督は「今、こんな世の中だから『アマビエ』さんが永い眠りから目覚めてみんなの前にその姿を現した。必然です。人間と妖怪はそういう関係です。だから今、新たな『妖怪大戦争』が生まれるのも宿命なのです。神木隆之介から寺田心にバトンが繋がれた。これもおそらく妖怪たちのご指名です。ならば観るのは人間の務め、ということですね。さあ、妖怪たちからのメッセージに耳を傾けよう」とコメントを寄せている。そしてさらに、「え~と、出しちゃいけないでっかいヤツも暴れちゃうのでよろしく!」と意味深長な追伸を残している。
今作は、フォッサマグナに眠る古代の化石がひとつに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京へ向かうという設定で始まる。人間には天災にしか見えないこの襲来に、妖怪たちだけが真相に気づき、行く末を案じていた。このままでは世界が滅んでしまう。これを止められるのは、伝説の妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県所沢市の小学生・渡辺兄(わたなべ・けい)。世界を救う勇者に選ばれた少年と、彼を巻き込んだ妖怪たちの大冒険が繰り広げられる。
心くんは、自らの役どころを「『クラスにこんな子いたな』と思える等身大の男の子です。そんな兄(けい)がひょんなことから弟を、日本を救う妖怪達との大冒険が始まります。僕はおばけとかそういった類のものが怖いので妖怪のあまりにリアルな作りと演技に撮影中はドキドキしっぱなしでした。また、初めてのアクションにも挑戦しています。いつも1人でする空想戦いごっこが生かされたように思います(笑)」と説明。前作を鑑賞しており、意識もしたそうだが「三池監督の丁寧なご指導もあり、僕は僕が感じた兄(けい)を演じられたと思います。皆さんも来年、ドキドキそしてハラハラな冒険を僕といっしょにしてみませんか?」と自信のほどをのぞかせている。
また、「ところざわサクラタウン」が11月にオープンすることに合わせ、映像作品やイベントなどが一堂に会する「妖怪大ヤミット」が開催される。ヤミットは、妖怪やモンスターが集う闇のサミットという意味の造語。豪華声優陣が参加する朗読劇「風の聲~『妖怪大戦争 ガーディアンズ』外伝~」では、今作のスピンオフストーリーが用意されているようだ。映画は、東宝とKADOKAWAの共同配給で2021年に全国で公開。
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