男性機能が不能に…たどり着いたのは“添い寝屋稼業” 「クローゼット」10月公開
2020年9月3日 17:00

[映画.com ニュース] 「ヌヌ子の聖★戦 HARAJUKU STORY」を手掛けた進藤丈広監督の最新作「クローゼット」が、10月30日から公開されることが決定。あわせて、浅田弘幸氏(漫画家・イラストレーター)の描き下ろしイラストを使用したポスタービジュアルと場面写真もお披露目された。
本作は、交通事故で男性機能が不能になった男を主人公として「心のSOSを周りに出せない孤独」「寄り添うこと」をテーマにした人間ドラマ。若い女性が歌舞伎町のビルで飛び降り自殺した実話をベースとしており、「日本駆け込み寺」や毎日新聞記者などに綿密な取材を重ねている。30年の歴史を有するアメリカ・シネクエスト映画祭をはじめ、イギリス、フランス、イタリア、ロシア、アジアなど、世界各国の国際映画祭で上映されている。
交通事故で“男性機能”が不能になった男・ジン。一生セックスも出来ず、子どもも作れない。そんな彼がたどり着いた場所は「添い寝屋」だった。そこは、10代~70代までの男女のお客が来る“人間交差点”。傍目には幸せに見える生活のなかで、本当に親しい周りの人に心のSOSを出せない人々との交流を経て、ジンは静かに自分を取り戻してゆく。やがて、孤独と絶望のなかで生きるひとりの女性に「一緒に死んで欲しい」と告げられる。
ジンを演じるのは、本作で初主演となった三濃川陽介。そのほか、栗林藍希、新井郁、尾関伸次、青柳尊哉、篠田諒、永嶋柊吾、草村礼子、渡辺いっけいらが出演している。
進藤監督は「“添い寝屋”という稼業を通して、現代の様々な悩みを抱えた“普通の人々”を描いています。そもそも、どうして“添い寝屋”という仕事が存在するのか? SNSが普及し、人間関係が希薄になった現代だからこそ、生まれた映画だと思っています」とコメントを寄せている。
「クローゼット」は、10月30日から東京・テアトル新宿ほか全国順次公開。
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