“ポスト・ジブリ”とも評されるアイルランドのアニメスタジオの新作「ウルフウォーカー」今秋公開
2020年8月26日 15:00

[映画.com ニュース]アニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」の新作「Wolfwalkers(原題)」が、「ウルフウォーカー」の邦題で、今秋に日本公開されることがわかった。
“ポスト・ジブリ”とも評され、製作した長編全てがアカデミー賞ノミネートを果たしている「カートゥーン・サルーン」。アイルランドの歴史や神話を題材に、創造性あふれる作品世界を色彩豊かな2Dアニメーションで描き出しており、本作は「ブレンダンとケルズの秘密」「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」に続く“ケルト3部作”の完結作品となっている。
物語の舞台は、中世アイルランドの町キルケニー。イングランドからオオカミ退治のためにやって来たハンターを父に持つ少女ロビンは、森の中で“ウルフウォーカー”のメーヴと友達になる。人間とオオカミがひとつの体に共存し、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもあるメーヴ。ロビンが彼女と交わした約束は、図らずも父を窮地に陥れるものだった。
生命への優しいまなざしで描かれる、美しい世界と不思議な物語には、同スタジオ史上最多のキャラクターが登場。メガホンをとったのは、「ブレンダンとケルズの秘密」「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」で2度のアカデミー賞ノミネートを果たしたトム・ムーア監督と、同2作でアート・ディレクターを務めたロス・スチュワート監督。声優は「アガサ・クリスティー ねじれた家」のオナー・ニーフシーがロビン役、「ゲーム・オブ・スローンズ」のショーン・ビーンが父ビル役を担当。音楽には、ケルト音楽のバンド「KiLA(キーラ)、「アナと雪の女王2」で知られるノルウェーの新世代歌姫オーロラが参加している。
「ウルフウォーカー」は、第45回トロント国際映画祭でのプレミア上映が決定。今秋に東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ