日米の知力を尽くした戦い 「ミッドウェイ」情報戦をとらえた本編映像
2020年8月21日 09:00
[映画.com ニュース] 「インデペンデンス・デイ」シリーズのローランド・エメリッヒ監督が、20年に及ぶリサーチを経て歴史的海戦を描いた「ミッドウェイ」の本編映像の一部が披露された。日本連合艦隊と米軍情報部が“情報戦”を繰り広げるシーンとなっている。
未曾有の戦いとなった第二次世界大戦のなかでも、歴史を左右するターニングポイントとなったミッドウェイ海戦。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、その全てが戦場となった。本作では、日米両軍に敬意を捧げて史実を再現し、ウッディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼ら実力派が結集した。
公開された映像は、日本連合艦隊が真珠湾攻撃を成功させ、さらに米軍太平洋艦隊の勢力を一層削ぐべく、山本五十六(豊川)や南雲忠一(國村)、山口多門(浅野)が一堂にそろい、ミッドウェイ攻略作戦の図上演習を進行するシーンから始まる。米軍は動きを読んでいないと踏む日本連合艦隊だったが、真珠湾で惨敗した米軍は屈辱を晴らすべく、複雑で難解な日本の暗号通信の解読に成功していたのだった。
「ミッドウェイ」は、9月11日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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