戦後75年、奥崎謙三生誕100周年 原一男「ゆきゆきて、神軍」8月14日から全国公開
2020年8月9日 10:00
[映画.com ニュース]原一男監督の傑作ドキュメンタリー「ゆきゆきて、神軍」(87)を上映する企画「夏の神軍祭り」が、8月14日から全国のミニシアターで開催されることが決定。戦後75年、そして本作のメインキャラクターである奥崎謙三氏の生誕100周年を記念し、特別予告編とビジュアルが公開された。
映画は、自らを“神軍平等兵”と名乗る奥崎謙三氏が、終戦後に二人の兵士を敵前逃亡の罪で処刑した元上官たちを訪ね、真相を究明する姿を原監督が追う。
今年の劇場での公開にあたり、原監督は「『ゆきゆきて、神軍』の完成前から『神軍パート2』を作って欲しい、と私を説得しようとかかっていた奥崎さん。『神軍』のラストで元中隊長の息子さんに銃を発砲して重傷を負わせた奥崎さんのこと。パート2を作ったら、もっと大きな事件を奥崎さんは起こすことになるだろうと予感した私は、首を縦に降らなかった。だが奥崎さんの死後10年以上経った今となって、あの時、『はい。パート2を作りましょう』と答えていたら、奥崎謙三は、今の汚濁と腐敗に満ち満ちた世の中に対して風穴を開けるようなアクションを仕掛けただろうか? と夢想することがある」とコメントを寄せている。
「ゆきゆきて、神軍」は、8月14日から、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
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