ダニエル・ラドクリフが前代未聞の脱獄計画に挑む!「プリズン・エスケープ」予告完成
2020年7月13日 10:00

[映画.com ニュース] ダニエル・ラドクリフが、実在の政治脱獄犯を演じたスリラー「プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵」の日本版予告編と場面写真が、このほどお披露目された。
本作は、スリルに満ちた脱獄劇であると同時に、抑圧された者たちの闘争であり、自由と平等を追求するために立ち上がった男たちの実話スリラーだ。南アフリカ人のティム・ジェンキン(ラドクリフ)は、反アパルトヘイト(人種隔離政策)を掲げる組織「アフリカ民族会議(ANC)」の隠密作戦に従事していたが、相棒とともに、最高の警備を誇る難攻不落のプレトリア刑務所に投獄されてしまう。脱獄を決意し、最後にたどり着いたのは、木片で鍵を作るという無謀な手段。徐々に出口までの鍵が完成していく一方で、看守たちの監視の目は厳しさを増していく。そして投獄から18カ月後の1979年、遂に脱出を試みる。
予告は、1970年代、アパルトヘイト下の南アフリカの映像からスタートし、本作が“事実”に基づかれた作品であることを印象付ける。看守長からは裏切り者として「白いマンデラ」と揶揄されたジェンキンは、収監後、すぐに脱獄の意志を示す。だが、同じ組織の長老デニスは「脱獄は不可能」だと制する。「壁の高さは6メートル。有刺鉄線が張られている」「トンネルはどの方向に掘っても無駄だ」と刑務所が“難攻不落”である理由を説明され、“失敗=懲役25年、もしくは射殺”とリスクが示される。
やがて木片の鍵を作って脱獄することを思いついたティムらは、様々な道具を駆使して脱獄の準備に取り掛かる。「前代未聞」「自由と平等のために」というテロップ、「絶対に諦めない」というセリフから感じられるのは、ジェンキンの強い意志。また、端正なスーツ姿、白いランニングシャツ姿、シャワーシーン、設計図を書いて木鍵を作る光景など、ラドクリフのファンにとっては、彼の新たな一面が垣間見える仕上がりになっている。
「プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵」は、9月18日から東京のシネマート新宿、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国で順次公開。
(C)2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP
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