アカデミー賞授賞式が2カ月延期に 2021年4月25日に開催
2020年6月16日 15:30
[映画.com ニュース]2021年2月末に予定されていた米映画界最大の祭典アカデミー賞の授賞式が、約2カ月延期されることが明らかになった。
同賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は6月15日(現地時間)、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、第93回アカデミー賞授賞式を予定していた21年2月28日から4月25日に延期すると発表した。
同時に、アカデミー賞の対象となる長編映画の上映期間も延長。当初は、アカデミー賞の対象になるためには20年1月1日~12月31日に、米ロサンゼルスで1週間以上商業営業を行う必要があったが、第93回に限り、20年1月1日~21年2月28日に期間が延長される。新型コロナウイルスの感染拡大により、アメリカでは3月下旬から映画館が閉鎖されているため、授賞式の延期と対象期間の延長を行ったという。
今回の発表にあたり、AMPASのデビッド・ルービン会長とドーン・ホブソン最高経営責任者は共同で声明を発表。「過去百年以上にわたり、もっとも暗い時期に映画は安らぎとインスピレーションと娯楽を提供する重要な役割を果たしてきました。今年も確実に同じことが言えます。対象期間の延長と授賞式の新日程により、映画作家のみなさんに、不可抗力による罰則を受けることなしに、自作を完成・配給する柔軟性を提供できたらと思っています」と説明した。
なお、毎年秋に行われるAMPAS主催のガバナーズ賞も延期。12月に予定されていたAMPASの博物館Academy Museum of Motion Picturesのこけら落としは、21年4月に延期される予定だ。
賞レースのフィナーレに当たるアカデミー賞の授賞式が約2カ月間延期されたことを受けて、ほかの映画賞のスケジュールも延期されることになりそうだ。すでに、英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式は4月11日への延期を発表。毎年1月に行われ、アカデミー賞レース前哨戦のハイライトとされるゴールデングローブ賞も、さまざまな可能性を模索しているという。
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