行き場を失くしたホームレスたちが立てこもったのは…「パブリック 図書館の奇跡」7月17日公開
2020年6月11日 08:00

[映画.com ニュース] 「ブレックファスト・クラブ」などで知られるエミリオ・エステベスが製作・監督・脚本・主演を務める「パブリック 図書館の奇跡」の公開日が7月17日に決定し、あわせて本予告とポスタービジュアルが披露された。
記録的な大寒波の到来により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠した。突如勃発した大騒動に巻き込まれた一人の図書館員の奮闘を軸に、笑いと涙のドラマが展開していく。
ある新聞記事に着想を得たエステベスが、完成まで11年の歳月を費やした本作。本予告には、ホームレスの苦境を察し、彼らと行動を共にすることを決意した図書館職員スチュアート(エステベス)の姿が映し出される。
緊急時の避難所を求める平和的なデモだったが、警察官のラムステッド(アレック・ボールドウィン)の介入、政治的なイメージアップをもくろむ検察官(クリスチャン・スレイター)の偏った主張やメディアのセンセーショナルな報道によって、事態はみるみる大ごとに。ピザ屋が値段を答えられるかどうかで警察でないことを確かめる笑えるシーンも交えつつ、ついには武装した警官隊が強行突入しようとする一触即発の緊張状態も収められている。
ポスタービジュアルは、「忘れられない夜になる」のキャッチコピーが添えられ、籠城したホームレスたちとともに決意の表情をたたえるスチュアートをはじめ、さまざまな立場のキャストのたちの姿が切りとられている。
「パブリック 図書館の奇跡」は、7月17日からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開。
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