「S.W.A.T.」クリエイター、人種問題と警察の関係に言及
2020年6月7日 10:00

[映画.com ニュース] 米ミネソタで黒人男性が拘束時の暴力により死亡した事件を機に、人種差別と警察の蛮行に対する抗議デモが全米各地で激化するなか、CBSのヒットドラマ「S.W.A.T.」の脚本家チームが共同で声明を発表した。米The Wrap報じている。
ロサンゼルスを舞台に、ホンドー(シェマー・ムーア)率いる特殊武装戦術部隊S.W.A.T.チームの活躍を描く同作は、これまでにも銃乱射事件やマイノリティ差別など、現代のアメリカに存在する様々な社会問題を取り上げてきた。
同作の脚本家チームは6月1日(現地時間)、公式Twitterアカウントである「S.W.A.T.ライターズ・ルーム」で、「アフリカ系アメリカ人警官である主人公ホンドーの視点を通して黒人社会と警察の関わりを描くなかで、その2つの世界を信頼の架け橋でつなぐためには何が必要かということを、常に問いかけてきました。いま起きている出来事に恐怖と悲しみを覚えると同時に、今後も脚本を通じてこうした問題の根底にある真実を掘り下げることで、より公正な、より良き社会体制を築くための手助けをしていければと思っています」と決意を表明した。
さらに、「抗議デモの参加者らには、出来る限り平和的に振る舞って欲しい。そして、警察をはじめとする法執行機関には、彼らのもっともな怒りと嘆きを理解したうえで、対立を悪化させるのではなく緩和するよう努めてもらいたい」と呼びかけている。
また、脚本家チームによる共同声明を受け、制作総指揮を務めるアーロン・ラサーン・トーマスも自身のTwitterで、「不満と怒りでいっぱいだが、スクリーンの中でも外でも、問題解決に向けて今まで以上に努力することを誓う」と力強いコメントを添えてリツイートしている。
ドラマの舞台であるロサンゼルスでは、現在も抗議者と警官隊の衝突が続いており、エリック・ガルセッティ市長は夜間の外出禁止令を発動するとともに、州兵を動員して鎮静化にあたっている。
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