「マトリックス4」アクションに「ジョン・ウィック」チャド・スタエルスキ監督が協力
2020年6月3日 16:00

[映画.com ニュース] 「ジョン・ウィック」シリーズの監督を務めるチャド・スタエルスキが、「マトリックス4(仮題)」の近況について、米ハリウッド・レポーターの取材に答えた。
スタエルスキ監督は、「マトリックス」シリーズで主人公ネオ役を演じたキアヌ・リーブスのスタントマンを務めていたことで知られる人物。現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため自宅待機中だというが、自身の「マトリックス4(仮題)」への関与について語っている。
「マトリックス4(仮題)」は、「マトリックス」3部作を手がけたラナ&リリー・ウォシャウスキー姉妹の姉ラナがメガホンをとる最新作で、リーブス、キャリー・アン・モス、ジェイダ・ピンケット=スミスが復帰。プリヤンカー・チョープラ、ジェシカ・ヘンウィック、ニール・パトリック・ハリス、アンドリュー・コールドウェル、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世らが出演している。独ベルリンで2月にクランクインしたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月中旬に撮影を中断している。
スタントマン、スタントコーディネーターを経て、多彩なアクションを盛り込んだ「ジョン・ウィック」シリーズで監督として活躍するスタエルスキは、「マトリックス4(仮題)」のアクションシーンに協力している。「彼女(ウォシャウスキー監督)は素晴らしいアイデアの持ち主だ。ビジュアルスタイルを理解している。それぞれのシーンで何を伝えるべきか把握している。彼女がコラボレーションを行うのは、共同作業によって可能な限り(アクションを)高めるためなんだ」と理由を明かす。
具体的なコラボレーションの方法については、「まずは彼女が舞台を教えてくれる。そしてこう続けるんだ。『これが登場人物。こういう展開になる。葛藤はこれ。このシーンが終わって、この人物には感情的、心理的、プロット的に、この状態に到達して欲しい。さあ、きみが持ち合わせているあらゆるトリックのなかで、この場面を完璧にクレイジーにする方法はあるかな?』とね」と説明。ウォシャウスキー監督の明確なビジョンに沿って、アクションを作り上げているようだ。
スタエルスキは「マトリックス4(仮題)」の内容については触れていないものの、「『マトリックス』3部作が好きなら、彼女の新作を気に入るはずだ」「彼女は才能があるし、楽しいし、ファンが求めているものを理解しているからね」と語り、ファンの期待をあおっている。
「マトリックス4(仮題)」の脚本は、ウォシャウスキー監督がアレクサンダル・ヘモン(「センス8」)とデビッド・ミッチェル(「クラウドアトラス」原作者)と共同で執筆。ウォシャウスキー監督とグラント・ヒルがプロデューサーを務めている。
「マトリックス4(仮題)」の撮影は、独ベルリンで7月に再開するものとみられている。2021年5月21日全米公開予定。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

この絶品、まだ観てないの!?
【コンプラ?知らん知らん!】中毒者、大量発生中!! 超爆裂ヒット&世界記録樹立の“極大刺激作”
提供:JCOM株式会社

死霊館 最後の儀式
【今年のホラーを締める“頂上決戦”】怖い!楽しい!観たことない!! “すんごい”ラスボスを祓え!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

愚か者の身分
【好きで好きで、たまらない一作に出合いました】北村匠海×林裕太×綾野剛の絆が、愛おしくて狂いそう
提供:THE SEVEN、ショウゲート

人生を心から楽しむ、生きる力をくれる映画
【映画出演124本目の最新作】きっと、あなたの人生の“大切な1本”になる――
提供:キノフィルムズ

なんだこの映画は…!!
【いやめちゃくちゃ面白かった!!!】音、物語、ビジュアル、全て高品質の“強”推奨作!!
提供:ディズニー

この衝撃作を知ってるか?
“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート