「アボカドの固さ」5月23日から「仮設の映画館」で先行上映 俵万智出演YouTubeイベントも開催
2020年5月19日 12:00
[映画.com ニュース]歌人・俵万智氏の短歌から着想を得た作品で、第41回ぴあフィルムフェスティバルコンペティション部門PFFアワード2019のひかりTV賞、第20回TAMA NEW WAVE ある視点部門入選を果たした自主映画「アボカドの固さ」。コロナウイルスの影響で公開が延期された本作が、鑑賞料金を実際の公開劇場と配給会社で分配するデジタル配信サービス「仮設の映画館」(http://www.temporary-cinema.jp)で5月23日より2週間限定で先行上映される。
俵氏の短歌「アボカドの固さをそっと確かめるように抱きしめられるキッチン」から着想を得て“アボカド”を映画のモチーフにしたという縁で、城真也監督と主演の前原瑞樹が、俵氏をゲストに迎え、「アボカドの固さ」公式YouTubeチャンネルでのトークイベントを5月30日に行うことも発表された。
映画は、劇団「青年団」所属の前原自身が実際に経験した失恋体験をベースに構想を練り、前原自身が主人公を演じる。俳優の前原瑞樹は5年付き合った恋人の清水緑から突然別れを告げられる。どうにかしてヨリを戻したい前原は、周囲の人たちに恋愛相談してまわり、とりあえず1カ月後に迎える25歳の誕生日まで待つことを決める。しかし、彼女からはなんの音沙汰もない。復縁への淡い期待を抱きながら右往左往する男の“愛と執着の30日間”を描く。
「アボカドの固さ」(https://avokatas.com/temporary/)上映期間は、5月23日午前10時から6月5日深夜12時まで、鑑賞料金一律1800円。
現在、新型コロナウイルスの感染状況は、地域によってさまざまな段階に入っており、映画館によっては営業再開がなされるという嬉しいニュースも届いています。また、「ミニシアターエイド基金」によるクラウドファンディングが三億円を突破するなど、映画文化を救うためにさまざまな試みがなされ、全国の映画ファンの皆様の思いに、わたしたちも胸が熱くなっています。
しかしながら、やはり新作映画の公開は延期が相次ぎ、映画館の興行再開にあたっても厳しいガイドラインが求められるなど、映画館が以前の賑わいを取り戻すまでにはまだ時間を要するように思われます。
映画「アボカドの固さ」も、4月11日から劇場で公開となる予定でしたが、映画館の休館に伴い、夏以降の公開に延期となりました。こうしたなかで、わたしたちも夏以降の劇場公開に向けてただ待つのではなく、いま何か行動を起こすことはできないかという思いから「仮設の映画館」への参加を決めました。
「アボカドの固さ」は、5月23日(土)から6月5日(金)の2週間、先行上映という形で「仮設の映画館」にて上映されます。公開予定の東京、大阪、京都に限らず、全国の皆様にも新作として映画をお届けできることにワクワクしています。
そして、実際の劇場公開の際には、皆様と劇場で再会できることを願っています。
映画「アボカドの固さ」製作チーム
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