「カメラを止めるな!リモート大作戦!」英語字幕版を配信! 上田慎一郎監督「届け、世界に」
2020年5月15日 18:00

[映画.com ニュース] 「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督とキャストが再結集した短編映画「カメラを止めるな!リモート大作戦!」の英語字幕付きインターナショナル版が制作され、世界配信されることになった。タイトルは「One Cut of the Dead Mission:Remote」となり、YouTube(https://youtu.be/5QGi6Y6NZLI)で披露されている。
本作の撮影は、キャストやスタッフが一度も会わない“完全リモート”の手法がとられている。ビデオ通話の画面に加え、キャストによるスマートフォンの自撮りによる映像を、上田監督が受け取り、編集を行った。出演しているのは、濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、どんぐり、大沢真一郎、秋山ゆずき、長屋和彰、市原洋、細井学。新型ウイルスの感染拡大で外出自粛を余儀なくされている日本を舞台に、映像ディレクター・日暮(濱津)が「今月中に再現ドラマを1本作って欲しい」という無茶ぶりに応えるべく、完全リモート”での映像制作を試みる。
5月1日に公開された国内版は、既に再生回数は35万回以上を突破、1万件以上の高評価、600件以上の感想が寄せられている。公開初日にはTwitter上でトレンド入りを果たし、「GLAY」のTERU、「しずる」の村上純、コラムニストのジェーン・スー、ふなっしー、人気音楽クリエイター・ヒャダインといった文化人や著名人だけでなく、シャープの公式アカウントも感想をツイートしている。
インターナショナル版製作のきっかけは、海外からの熱い感想や英語字幕版を求める声が非常に多かったこと。上田監督が「カメラを止めるな!」の英語字幕を担当したイギリス在住の翻訳者に発注し、本編同様に“完全リモート”で作られたようだ。
上田監督「製作中から、本作を国内だけでなく世界中の人に届けたいと思っていました。世界中が同じ脅威と不安に苛まれている今。これほど世界中が同じ気分を共有している事は滅多にないと思います。様々なものが不足している今。世界中で映画もエンターテイメントも不足しています。映画は、エンタメは大きな力を持っています。その力を信じています。人と人が安易に会えない今。飛行機に乗って海を渡る事が難しい今。本作が海を越え、世界中の人達の気分を少しでも明るくする事ができるよう願っています。これを読んでくれた方、海外にいるご友人、日本にいる外国人のご友人に本作を伝えてくれると嬉しいです。映画よ。エンタメよ。届け、世界に」
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