「タゴール・ソングス」が「仮設の映画館」で公開 インド、バングラデシュでも同時配信
2020年5月12日 09:00

[映画.com ニュース]非西欧圏で初めてノーベル文学賞を受賞した、ラビンドラナート・タゴールの歌曲の魅力に迫るドキュメンタリー映画「タゴール・ソングス」が5月12日正午から、配信での鑑賞料金を劇場に分配するサービス「仮設の映画館」で公開、同時に作品の舞台となったインド、バングラデシュでも英語字幕版がオンライン上映される。
イギリス植民地時代のインドを生きた大詩人は、詩だけでなく「タゴール・ソング」と総称される2000曲以上の歌を作り、100年以上の時を超えて今もなお、ベンガルの人々に深く愛されている。なぜベンガル人はタゴールの歌にこれほど心を惹かれるのか、新鋭・佐々木美佳監督が歌が生きるインド、バングラデシュの地を旅しながらその魅力を掘り起こす。
日本と同様に、現在インド、バングラデシュでも新型コロナウイルスの影響が広がっており、両国ともに日本より厳しい外出制限が設けられ、不安と緊張の中での生活を強いられている。両国の人々にとって日常を生きる上での糧、励ましとなっている「タゴール・ソング」。文化や信仰をも超えてさまざまな人々を繋ぐその歌は、いま日本でコロナ禍を生きる私たちにも力強く響くだろう。劇場では、ポレポレ東中野の営業再開と共に公開される予定だ。
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