中国の映画館が条件付きで再開可能に! 「いつ頃、映画館を訪れる?」への回答に変化
2020年5月11日 15:06

[映画.com ニュース] 中国の国務院が5月8日、「新型コロナウイルス感染の常態化に関しての予防と管理指導」という通達を出し、現在営業を停止している映画館に関して“条件付きで再開可能”としたことがわかった。この情報は、中国の国営テレビ「CCTV(中国中央電視台)」や、中国の媒体「CCTV」やポータルサイト「新浪(SINA)」などが一斉に報じている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、1月23日から約4カ月間、閉鎖し続けていた中国の映画館。4月29日に開催された北京市政府によるコロナ対策の定例記者会見では、映画館、博物館、スタジアムなどのスポーツ施設は「しばらく再開しない」と発表されていた。“映画館再開”は、政府にとって重要な政治行事である全国人民代表大会(略称:全人代。5月22日開催)の後になるとみられていたが、状況が一変したようだ。
「新型コロナウイルス感染の常態化に関しての予防と管理指導」では、感染予防措置が実施されている前提で、ショッピングモールやホテル、スーパーなどが再開可能に。そして映画館だけでなく、観光地、公園、博物館などは、人数制限や予約制などを導入すれば、再開が認められることになった。なお今回の通達は、あくまで“再開手続きが可能になった”という意味。電影局に申請を行い、許可が出た時点で営業再開となるようで、現在オープンしている映画館はないようだ。
中国映画界への吉報は、中国最大のSNS「微博(WEIBO:ウェイボー)」のトレンド入り。「新浪(SINA)」が運営しているアカウント「新浪電影」では、再開情報の投稿が7000回以上のリツイート、2万以上の“いいね”を記録している。
また「いつ頃、映画館を訪れますか?」という質問を添えたアンケートが再び実施された(初回は3月4日実施。選択項目に変更あり)。結果は大きく変化しており、「営業を再開した場合、すぐに映画館を訪れる」を選択したのは、全体の38.4%。前回の16%に対して、大幅に増加している。一方「しばらく映画館には行かない」という答えは、全体の15%。この数値は前回とあまり変わらないため、感染への恐怖が未だに根強いことを示している。
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