サンディエゴ・コミコン開催中止が決定
2020年4月20日 11:00

[映画.com ニュース] 世界最大級のポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル(SDCC)」が4月17日(現地時間)、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催中止の決定を下した。バラエティほか米メディアが一斉に報じている。
アメリカ国内での感染者および死者数が増加の一途をたどるなか、米カリフォルニア州サンディエゴで7月23~26日に開催予定の同イベントについて主催者側は、「延期の方向で調整中」としながらも、具体的な日程や対応策への言及を避けてきた。だが4月14日(現地時間)に行われた会見で、カリフォルニアのギャビン・ニューソム州知事が「何百人、何千人が集まる大規模イベントは、当面ありえないと思っている。少なくとも6~8月は、開催を許可しないだろう」と指針を語ったことを受け、同イベントを主催するコミコン・インターナショナルは延期から中止へと方向転換した。
「新型コロナウイルスへの不安も夏までには緩和するだろうという希望的観測から、決断を先延ばしにしてきましたが、州知事のコメントによって、予定していた日程でのコミコン開催は現実的ではないという結論に達しました。誠に遺憾ではありますが、同時に正しい判断であると確信しています。私たち一同、皆さんと再会できる日を心待ちにしております」と声明で述べたうえで、次回のSDCCは、2021年7月21~25日に開催すると発表した。
コミック愛好者が集うごく小規模なイベントとして1970年にスタートした同イベントだが、マーベルとDCをはじめとするコミック原作映画ブームの到来とともに年々規模が拡大。今では毎年約13万人が来場する一大イベントへと成長を遂げた。開催中止は、50年の歴史のなかで初となる。
また、コミコン・インターナショナルは、4月10~12日に米アナハイムで開催される予定だった「ワンダーコン」についても、同様に中止を発表。21年3月26~28日へと日程を改めた。
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