令和版「東京ラブストーリー」名ゼリフおさめた映像初公開 主題歌は現役大学生アーティスト・Vaundy
2020年4月13日 14:30
[映画.com ニュース]伊藤健太郎と石橋静河が共演し、不朽の名作を現代版として再ドラマ化する「東京ラブストーリー」の主題歌が、19歳の現役大学生アーティスト・Vaundyの「灯火」に決定した。あわせて、同曲が流れる予告編(https://youtu.be/YmK0VqTUEWo)もお披露目。「カンチ、セックスしよっか」「カンチはもうすぐ私を好きになるよ」など、1991年放送のドラマをよみがえらせるような名ゼリフがちりばめられている。
柴門ふみ氏による原作漫画が88年から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載され、91年には織田裕二、鈴木保奈美らの共演でドラマ化(脚本:坂元裕二)された「東京ラブストーリー」。原作コミックを新たにドラマ化した本作では、伊藤と石橋をはじめ、清原翔と石井杏奈が共演し、2020年の東京を舞台に若者たちの恋模様を描き出す。
広告代理店に勤める“カンチ”こと永尾完治(伊藤)は、地元の愛媛支部から東京本社の営業部に配属された。部長の和賀から紹介された赤名リカ(石橋)に、仕事の面倒を見てもらうことに。ある日、地元の同級生で、今は東京で医学に通っている三上健一(清原)から飲もうと誘われ、密かに思いを寄せていた関口さとみ(石井)も来ることになり、久々の再会を懐かしむカンチ。さらに、会社に忘れた財布を届けてくれたリカも合流する。この夜をきっかけに、同級生3人の交流が再び始まり、カンチとリカの関係も単なる仕事仲間から次第に変化していく。
主題歌を担うVaundyは、作詞、作曲、アレンジの全てを手掛け、アートワークや映像もセルフプロデュースするマルチアーティスト。19年11月、YouTubeに公開した楽曲「東京フラッシュ」が2カ月で100万回再生を突破し、初のワンマンライブのチケットが即日完売になるなど、若者を中心に急速に人気が高まっている。自身初のアルバム「strobo」(5月27日発売)に収録され、若者世代に刺さる歌詞と都会的で洗練されたメロディにのせた「灯火」が、「東京ラブストーリー」の世界を盛り上げる。Vaundyは「初めて映像を見せて頂いた時、僕の作った曲の色がぴったりと画にハマっていて、新鮮さと驚きを感じました。とても光栄です。大人の東京に、疾走感を足した見応えのある作品! 作曲者として、一視聴者として、今後この4人がどうなっていくのかとても楽しみです」とコメントを寄せた。
企画とプロデュースを担当した清水一幸氏は「この『東京ラブストーリー』は当初より配信ドラマとして企画・制作したので、ドラマを飾る主題歌は配信と親和性のあるものをあえて選びたい、若者に刺さるアーティストを探したいと考えていました。そんな中、YouTubeでしか聞けないが爆発的に見られている『東京フラッシュ』という曲を聴いた時の衝撃。『これだ!』と思い、アーティスト・Vaundyさんに主題歌を頼みたいと思いました」とオファーの経緯を明かす。そして、「『灯火』というタイトルもこのドラマのシンボルともいえる“東京タワー”とピッタリ。これも運命かと!」と喜びを語った。
「東京ラブストーリー」は、4月29日午前0時からFOD、Amazon Prime Videoで配信スタート。毎週水曜午前0時に最新話が配信され、全11話を予定している。主題歌「灯火」は、4月27日午前0時より順次配信される。
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