トライベッカ映画祭コンペ作品、オンラインで公開&コンペ部門審査
2020年4月10日 12:00
[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止が発表された米ニューヨークのトライベッカ映画祭が、オンラインで作品を公開することが明らかになったと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
トライベッカ映画祭は、2001年の世界同時多発テロをきっかけに名優ロバート・デ・ニーロらが02年に発足させた映画祭で、インディペンデント映画を対象としている。19回目となる今年は4月15~26日の開催を予定していたが、3月12日に新型コロナウイルスの感染対策としてニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事が500人以上の集会を禁止したことをきっかけに延期を発表していた。
同映画祭はこのほど、当初開催を予定していた4月15~26日、公式サイトを通じてオンラインで映画祭を実施することを発表。コンペティション部門からVR映画を対象にしたCinema360部門までがオンラインで公開されるという。
オンラインプログラムの実施について、同映画祭はコメントを発表。「発足当初から、トライベッカ映画祭は、物語の境界線を押し広げ、観客との革新的な繋がりかたを追求してきました。オンラインプログラムは、その最新形となります」。
コンペティション部門の審査員であるダニー・ボイル監督、俳優ルーカス・ヘッジス、マーティ・ノクソン(「バフィー 恋する十字架」「UnREAL」)らも、オンラインで審査を行うという。
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