キーファー・サザーランドの母、女優シャーリー・ダグラスさん死去
2020年4月8日 15:00

[映画.com ニュース] 俳優キーファー・サザーランド(「24」)の母で、女優としてスタンリー・キューブリック監督の「ロリータ」やデビッド・クローネンバーグ監督の「戦慄の絆」に出演したシャーリー・ダグラスさんが死去したことが明らかになった。86歳だった。
息子のサザーランドが自身のTwitterで明らかにしたもので、死因は肺炎による合併症。なお、新型コロナウイルスとは無関係だという。
カナダ生まれのダグラスさんは、英ロンドンの王立演劇学校を卒業後、1950年代から女優としての活動を開始。キューブリック監督の「ロリータ」ではピアノ教師のスターチ夫人、クローネンバーグ監督の「戦慄の絆」ではローラ役を演じている。同じカナダ出身の個性派俳優ドナルド・サザーランドと66年に結婚し、レイチェルとキーファーの双子をもうけるが70年に離婚している。なおベトナム反戦運動や公民権運動、非核化運動など、政治活動家としての顔も知られている。
サザーランドは、「私の母は偉大な人生を歩んだ偉大な女性でした。母は長いあいだ自身の健康問題に葛藤していたため、私たち家族はいつかこの日がくることを覚悟できました」と胸中を明かしている。そして、「新型コロナウイルスによって愛する人を予期せず失った人たちのことを思うと、胸が張り裂けそうです。どうかみなさん、安全でいてください」と呼びかけた。
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