松雪泰子、「甘いお酒でうがい」で共演した黒木華は「癒しでしかない」
2020年3月24日 14:00

[映画.com ニュース]お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうが長年コントで演じる女性キャラクター、川嶋佳子が書いた日記という設定の小説を映画化した「甘いお酒でうがい」(大九明子監督)の大ヒット祈願イベントが3月24日、都内のイベントホールで行われ、主人公の佳子を演じる松雪泰子、黒木華、清水尋也が出席した。
40代独身女性の日常にちりばめられた悲喜こもごもを描く本作。大九監督の「美人が婚活してみたら」に続き、じろうが脚本を担当し再タッグが実現した。吉本興業とテレビ朝日が共同制作し、昨年4月に開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」で上映された。
オファーを受け、原作に触れたという松雪は「言葉が美しくて詩的。ユーモアや可愛らしさもあるし、読み手にとって良い行間がたくさんある」とじろうの才能を絶賛。役作りのため、シソンヌのコントライブに足を運ぼうとしたが「じろうさんが『世界観が違いますから』とおっしゃって……」と明かし、あくまで脚本のインスピレーションから演技を作ったと話していた。
職場の後輩・若林ちゃんを演じる黒木は、「若林ちゃんは、天使みたいな女の子なので、私で大丈夫なのかなって」。この発言に、松雪が「本当に天使でした。癒しでしかない」と返すと、黒木は「舞台で何度かご一緒していますし、(役柄を通して)松雪さんを笑わせたり、明るくできればいいと思った」とはにかんだ。また、じろうと親交があるといい、「実はじろうさん、まだ映画を見ていないんですよ」と暴露。「早急に見てほしい」とアピールしていた。
清水は佳子の生活にある変化をもたらす、ふた回り年下の青年・岡本くんを演じ、「恋に落ちるお相手が松雪さんだと知り、光栄ですが、一瞬緊張が走りました。マネージャーさんに『今、松雪泰子さんって言いました?』って(笑)」と恐縮しきり。それでも「撮影は楽しかった」と振り返り、松雪も「すごくナチュラルに演じてくれた」と感謝していた。
「甘いお酒でうがい」は、4月10日からテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。
(C)2019吉本興業
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)