映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

ホロコーストから逃れた少年が直面する過激な差別と迫害……「異端の鳥」特報入手

2020年2月27日 13:00

リンクをコピーしました。
公開日は6月12日に決定!
公開日は6月12日に決定!
(C)2019 ALL RIGHTS RESERVED SILVER SCREEN CESKA TELEVIZE EDUARD & MILADA KUCERA DIRECTORY FILMS ROZHLAS A TELEVIZIA SLOVENSKA CERTICON GROUP INNOGY PUBRES RICHARD KAUCKY

[映画.com ニュース]第76回ベネチア国際映画祭で注目を集め、第92回アカデミー賞国際長編映画賞のチェコ代表にも選出された「異端の鳥」の公開日が6月12日に決定し、特報映像とティザービジュアルを、映画.comが先行入手した。

本作は、第2次大戦中、ナチスのホロコーストから逃れるために、たった一人で田舎に疎開した少年が差別と迫害に抗いながら強く生き抜く姿と、異物である少年を徹底的に攻撃する“普通の人々”を赤裸々に描いた作品。原作は自身もホロコーストから生還した、ポーランドの作家イェジー・コシンスキが1965年に発表した「ペインテッド・バード(初版邦題:異端の鳥)」。ポーランドでは発禁書となり、作家自身も後に謎の自殺を遂げた“いわくつきの傑作”だ。

チェコ出身のバーツラフ・マルホウル監督は3年をかけて17のバージョンのシナリオを用意。資金調達に4年をかけ、さらに主演のペトル・コラールが成長していく様を描く為、撮影に2年を費やし、実に11年もの歳月をかけて映像化した。ベネチア映画祭のコンペティション部門で上映されると、少年の置かれた過酷な状況が賛否を呼び、途中退場者が続出。しかし、同時に10分間のスタンディングオベーションを受け、ユニセフ賞を受賞し、同映画祭屈指の話題作となった。

特報は、主人公の少年がか弱い小動物を抱え、息を切らしながら懸命に何者かから逃げようとするオープニングシーンがスタート。次の瞬間、彼と背丈の変わらない幼い少年が体当たりをしてくる瞬間をとらえている。家族とはぐれ、たったひとりで戦争の魔の手から逃げる少年は、行く先々で人々から“よそ者”“異端”扱いされ、数々のむごい仕打ちや試練に直面していく。

撮影監督を務めたのは、「コーリャ 愛のプラハ」にも参加したチェコ映画界の巨匠ウラジミール・スムットニー。全編モノクロームの映像は、1コマ1コマがまるで名画のように美しく、非常に強い余韻を残している。また、少年の行く末のカギを握ることになるドイツ兵役のステラン・スカルスガルドのほか、ハーベイ・カイテルウド・キアといった豪華出演者たちの登場シーンも収められている。

異端の鳥」は、6月12日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

フォトギャラリー


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」の注目特集 注目特集

映画「F1(R) エフワン」 NEW

【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上

提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画の注目特集 注目特集

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画 NEW

【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!

提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男の注目特集 注目特集

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男

【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。

提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作の注目特集 注目特集

186億円の自腹で製作した狂気の一作

【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…

提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?の注目特集 注目特集

なんだこの映画は!?

【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!

提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――の注目特集 注目特集

すさまじい映画だった――

【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。

提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!の注目特集 注目特集

“生涯ベスト”の絶賛!

「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】

提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!の特別企画 特別企画

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選! NEW

「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画.com注目特集 6月27日更新

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る