伝わり難かった?「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」のUSタイトル、公開後に変更
2020年2月15日 14:00

[映画.com ニュース] 全米で2月7日(現地時間)に封切られたばかりの「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」だが、公開中にもかかわらずタイトルを変更した。米エンターテインメント・ウィークリーが報じている。
同作の北米オープニング成績は3300万ドルと、5000万~5500万ドルという業界の予想を大きく下回っている。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では80%を獲得しており、作品に対する評価は高いことから、その原因をめぐりR指定であること、週末にアカデミー賞授賞式が開催されたことなど、業界ではさまざまな憶測が飛び交っている。
そんななか、配給のワーナー・ブラザースは、タイトルに原因があると判断した模様。同作はアメリカでは「Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)」というタイトルで公開されていたが、現在、全米の大手シネコンでは「Harley Quinn: Birds of Prey」と表記されているという。変更前のタイトルでは、「スーサイド・スクワッド」に登場して世界的に人気を集めた、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインを主人公にしたアクション映画であることが伝わり難かったと判断したようで、変更後の興行成績に注目が集まる。
なお、本作はジョーカーと別れたハーレイ・クインが、残忍な敵ブラックマスク(ユアン・マクレガー)と対立。その戦いに向け、ハントレス(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)、ブラックキャナリー(ジャーニー・スモレット=ベル)、レニー・モントーヤ(ロージー・ペレス)らと曲者だらけの最凶チームを結成するというストーリー。主演のロビーはプロデューサーを兼ねている。
(C)2019 WBEI and c&TM DC Comics
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【個人的に“過去最高”】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作、実際に観てきた
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映